
【宮城】仙台牛タン本場のおすすめ店3選|絶品の肉厚牛タンでお腹も心も大満足
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仙台で牛タンが食べたい


ルルさん、仙台と聞いて思い浮かべるグルメは何ですか?



それはもちろん「牛タン」ですよ〜!肉厚で柔らかな牛タンを贅沢に使った焼肉やステーキが最高に美味しい土地だと聞いています。



牛タン美味しいですよね~♪





でも、どうして仙台といえば牛タンなのでしょう……。日本の美味しい和牛は色んな地方に存在するのに、牛タンが名物なのは仙台だけですよね?



実は牛タンが仙台名物になったのは、日本で牛タンを美味しく食べられる調理法を発案した人が仙台にいたからなんですよ!



え!?そうなんですか。



はい。食糧が少なかった時代に、当時食べられずに捨てられていた牛タンを有効活用して美味しく食べようって工夫されたのがきっかけみたいです。



へぇ~!さすがマナさん物知りですね。





ちなみに、牛タン焼きの開発には2年もかかったそうですよ。



2年って!そんなに情熱が注がれていたなんて……。それなら仙台名物として今も愛される理由がわかりますね♪



そうですね。では、今日はルルさんに、仙台のおすすめ牛タン専門店を3軒ご案内しましょうかね。



やった~♪
強火で一気に焼き上げる激うま牛タン!『たんや善治郎 駅前本店』





さあ、最初に食べる仙台名物の牛タン店は 、昭和20年代に発祥した仙台牛たん焼き、当時の味を守り続けている「たんや善治郎 駅前本店」です。



むむ?「当時の味を守り続けている」って、どういうことですか?





「たんや善治郎 駅前本店」では、伝統に忠実に機械で代用できる作業も全て人の手で行っています。



すべてですか!?



はい。牛タンを切る作業はもちろん、塩を振る作業も、焼き加減を見るのもすべて職人さんなんですよ♪



ふむふむ。





機械が発達した現在でも、職人の手にこだわる姿勢が変わらない・・・だから「当時の味を守り続けている」と言えるのです!



なるほど!それはすごい!



しかも、すべての牛タンをマニュアル通りに一定時間焼くわけじゃありませんよ。牛タン1枚1枚の僅かな厚さの違いを目で確認し、1枚1枚焼く時間を変えているんです。



職人さんの熟練のなせる技ですね!





そうですね。話していたらあっという間に料理の到着です!冷めないうちに、さっそく牛タン定食をいただきましょう!



はい!では、いただきま~す♡



わぁっ! とっっても柔らかい!肉厚でとってもジューシー、お口の中が幸せでいっぱいです……!



火の強さを一定に保ちながら、「強火の遠火」でパリっと中に火を通すのが『たんや善治郎 駅前本店』流の牛タンです。



なるほどぉ。うーん、これは美味しすぎますね♪





ちなみに、強火の遠火で焼き上げることで、牛タンの旨みが逃げないんですって。



そうすることで、柔らかく肉厚で、肉の旨味たっぷりの牛タンのできあがりなんですね!



そういうことです。





私、こんなに肉厚だから噛み切れるかちょっと心配だったのですが、全然大丈夫でした♪



1枚1枚の厚さと硬さを見て、切込みの深さを変えているので、分厚いのに噛みやすい絶妙な食感を実現しているんですね!



これなら何枚でも食べられちゃいますね♡



たんや善治郎 駅前本店では牛タン弁当をお持ち帰りすることもできますよ。
名前の由来は伊達政宗!『伊達の牛タン本舗』





さて、次にお伺いするのは 、伊達の牛タン本舗です。



伊達の牛タン本舗は、1991年に創立した牛タン専門店です。お土産品としての牛タンを発売したのはこのお店が初めてなんですよ。





そうなんですね!でも、お土産専門店ということは、お店では食べられないってことなのでしょうか?



いいえ、そんなことはありません!仙台市に何店舗かレストランがあるので、そこで肉厚の牛タンを食べられますよ。



よかった~♪ところで、マナさんのおすすめメニューはなんですか?





私のおすすめメニューは、「芯タン」を使ったメニューですかね。



「芯タン」……?普通のタンとは何が違うのでしょう?



「芯タン」はタンの希少な中心部だけを使っているんです!普通のタンとの違いは、食べてみれば分かりますよ♪



では早速いただいちゃいますね!いただきま~す!





ルルさんは「極上芯タン定食」を選んだようなので、僕は「極上芯たんカレー」にしましたよ♪



「極上芯たんカレー」も美味しそうですね~



食べる時は一口でガブッといって、口のなかいっぱいに牛タンの深い旨味を感じる食べ方がおすすめですよ!



もぐもぐ・・・うわ~今まで食べた牛タンのなかで一番柔らかいです!!分厚いのにプリプリしていて、塩加減も絶妙♡





ちなみに『伊達の牛タン本舗』では、芯タンのほかに味噌で味付けした牛タンや、牛タンを贅沢に使ったスープやシチューもありますよ。



メニューが豊富だと家族連れでも楽しめるのが魅力的ですね♪
個性豊かなメニューが揃う!『牛タン焼専門店 司 東口店』





さあ、次は、『牛タン焼専門店 司 東口店』です。こちらのお店では、オーストラリア産の最高級牛の牛タンを使っています。



このお店でも、きっと職人さんの熟練の技で調理された美味しい牛タンが食べられるんですよね。



もちろんです!『牛タン焼専門店 司 東口店』のこだわりは、牛タンの舌先を使わないことです。



舌先を使わない!?





はい。上質で柔らかい部分のみを選別して使っているので、いつでも旨みたっぷりで食べ応えいっぱいの牛タンを味わえます!



それは最高ですね♪



それに加えて、麦飯には国産のブランド米「ひとめぼれ」を使っているのもポイントですよ!極上の牛タンと麦飯の織りなすハーモニー、ぜひ味わってみてください!





うぅん〜♡ もちもちのご飯と熟成された柔らかい牛タンの旨みが口の中いっぱいに広がります……!ご飯の次は牛タン、牛タンの次はご飯、と交互に食べるのが最高ですねぇ♡



ルルさん、牛タン定食のセットになっているテールスープもぜひ味わってみてください。



テールスープって何ですか?





テールスープとは、牛の尻尾を煮込んだスープのことです。コラーゲンがたっぷり入っていて、美肌や滋養強壮にもいいそうですよ。



そうなんだ!美味しい上に美容や健康にも良いなんて素敵ですね♡



あぁ~♪塩味でさっぱりしているのにコクがあって美味しいですね~





ほんと、すごくおいしい~♪マナさん、私「牛の尻尾って、どんな食感なのだろう……?」と疑問でしたが、想像以上に柔らかくて食べやすいんですね。



『牛タン焼専門店 司 東口店』のテールスープが柔らかくて食べやすい理由は、5時間以上煮込んでいるかららしいですよ。



5時間も!?すごい!そんなにも職人さんの真心と手間ひまが掛かっていたら、この美味しさにも納得ですね♪





ルルさん、仙台の牛タンはどうでしたか?



もう最っ高でした♪
まとめ


かつて食べられずに捨てられていた牛タンを美味しく食べようと試みた仙台出身の一人の料理人の活躍がきっかけで「牛タンと言えば仙台」と言われるようになりました。仙台には数々の牛タン専門店が軒を連ねていますが、どの牛タン専門店にも、使っている牛肉の産地やお米の産地、味付けなど、そのお店ならではのこだわりがあります。そんなお店ごとのこだわりの味を堪能してみてはいかがでしょうか。
【最寄り空港から仙台までの交通アクセス】
仙台空港から仙台駅まで電車で17~25分ほど