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【北海道】「シンラ 知床自然ガイドツアー」で流氷を歩こう!
知床の冬といえば「流氷ウォーク®」
松子さんと冬の北海道へ旅行することになったダケ!せっかくだから冬の北海道ならではの体験をしたいダケ。
マナさん、何かおすすめはないダケか?
冬の北海道といえばさっぽろ雪まつりや綺麗な雪景色、スキーなどいろいろありますが、今回タケちゃんにおすすめしたいのは「知床」での冬の体験です。北海道の東端、斜里町と羅臼町にまたがる知床半島は豊かな生態系で有名なんです。
国立公園があり、2005年には世界自然遺産にも登録されているんですよ。知床は夏の観光で有名ですが、近年冬のアクティビティに注目が集まっています。
特に名物の「流氷」はとっても綺麗ですし、なんと流氷の上を歩く「流氷ウォーク®」も体験できるんです。
流氷を歩けるなんて、とっても特別なことよね。マナさん、流氷ウォーク®についてもっと教えてちょうだい!
承知しました。今回は知床の斜里町・ウトロで20年以上ネイチャーガイド事業を展開してきた、「シンラ」のプログラムを紹介しますね。
流氷の時期は2月中旬から3月上旬
そもそも流氷ってどういうものダケ?氷の塊ダケか?
そうですね。海や川、湖の水が凍って海に流れ出たもので、寒い地域で見ることができます。日本の場合はロシアのシベリア沿岸部で氷が砕かれて、季節風や海流に乗ってオホーツク沿岸に流れ着いたもの。
北海道では知床のほかに、網走や紋別でも見学できますよ。
海が流氷で真っ白に染まっているダケね!なかなか見ることができない景色ダケ…。
流氷はやっぱり寒い時期じゃないと見られないのかしら。
北海道の場合、流氷は例年1月下旬ころから3月ころまで見学できます。ハイシーズンは2月中旬から3月上旬まで。ただし、流氷は例年減少傾向にあります。また、季節風と海流に乗って常に移動しているので、どこかに流れて行ってしまって見られないこともありますよ。
流氷が見られるかは運次第なんダケね。
「シンラ」の 流氷ウォーク® の場所
マナさん、流氷ウォーク®の場所はどこなのかしら?
その日の流氷や海上の状況により異なりますが、 流氷ウォーク® はウトロ周辺のオホーツク海沿岸で行えます。流氷状況によっては海岸線に接岸した流氷から沖合に向かって歩くこともありますよ!
真っ白な大地のような空間の広がりが海とは思えないほどなんです!
わ~素敵☆楽しみだわ!
「ドライスーツ」で安心・安全の流氷ウォーク®
「流氷ウォーク®」ってことは、海に浮かぶ流氷の上を歩くということダケか?危なくないダケか?
専門のガイドが同行して防水で保温性と浮力のあるドライスーツを着用して安全確保を行います。もちろんガイドの指示に従って歩きましょうね。逆に条件によっては海に浮かぶことができるかもしれません。
シンラで提供するスーツは洋服の上から着用できる保温性に優れたもの。靴はプロの潜水士が使うブーツで、滑りにくく歩きやすいですよ。
服の上からドライスーツを着られるのはとっても便利ね。どんな服装で行けばよいのかしら?
セーターやフリースにパンツスタイルがベストです。スカートはもちろんNGですよ!防寒のために厚手の長い靴下と耳まで覆えるニット帽を用意しておきましょう。
靴はドライスーツと一体型になっているので持参しなくて大丈夫です。手袋もレンタルできます。
カラフルなドライスーツは写真映えするダケね!白い流氷の上でも目立つから迷子にならずに安心ダケ!
参加者は小学生以上から
流氷ウォーク®、参加したいダケ!でも厳しい参加条件があったりするんじゃ…
タケちゃん、安心してください。流氷ウォーク®は小学生から75歳未満の方まで、一般的な運動能力を有し、自己安全管理ができ、アウトドアアクティビティを理解した、団体行動をとれる人なら参加できますよ。
ただし氷を踏み抜いたり転倒したりする可能性もあるので足元には注意しましょう。そのほか、ドライスーツのサイズの関係もあり、身長130cmから190cm、体重110g未満という規定もあります。
アザラシになった気分で流氷ウォーク ® ♪
いよいよ流氷ウォーク®体験ダケ!なにか注意する点はあるダケか?
専門のガイドさんが安全確認をしながら一緒に流氷を歩いてくれるので、ガイドさんの指示に従って楽しみましょう。
流氷にはアザラシが乗っていることがありますが、流氷ウォーク®でも流氷をぴょこぴょこ飛び歩いたり、乗り越えてみたり、アザラシ気分で色々な歩き方を楽しむのがおすすめです。
海に浮かんでいる人もいるのね!沈まないのかしら…
ドライスーツだから浮かぶダケよ!海の中で流氷に囲まれて浮かんでいると、ラッコになった気分で癒されそうダケ。やってみたいダケ。
流氷ウォーク®中も流氷は動いています。耳を澄ますと流氷がぶつかり合ってきしむ「流氷鳴り」が聞こえてくることもありますよ。このほか、流氷のかけらを持ち上げてみたり、流氷を滑り降りてみたり。流氷を直接触って楽しみつくしましょう!
「流氷の天使」クリオネを探そう
流氷のシーズンに海で見られるのが「流氷の天使」ことクリオネです。流氷の穴に入り込み、流氷と共に北海道にやってきます。大きさは1cmから3cm程度。水面がきれいに見えている場所が見つけやすいですよ。
小さくてとっても愛らしい姿なのね!どういう生き物なのかしら?
巻貝の仲間で、正式名称は「ハダカカメガイ」と言います。とってもかわいらしい姿をしていますが、実は肉食なんですよ。
見つけられたらラッキーね!タケちゃん、一緒に探してみましょうよ!
流氷ウォーク ® のおすすめの時間は?
ツアーは朝6時30分出発から15時15分出発まで、計4回あるんダケね。お勧めの時間帯はあるダケか?
移動の都合で日中時間がない方でも6時30出発の回もありますよ。起きるのは大変ですが、朝の澄み切った空気と静寂のなか、流氷と向き合うことができますよ。
9時30分や13時出発の回は日差しもあるので写真が撮りやすそうね。
15時15分出発の回は夕焼けがきれいで、流氷が美しいオレンジ色に染まりますよ。旅行のスケジュールに合わせて選んでみましょう。
スマホは落とさないように注意
マナさん、流氷ウォーク®中に写真を撮りたいんだけれど、大丈夫かしら?
流氷ウォーク®ではスマホやカメラを持ち込むことができます。危険な個所もあるので、ガイドさんの指示に従った上で写真を撮りましょう。
松子さんの素敵な写真を撮影するダケよ!最高級の一眼レフを持っていくダケ!
滑りやすいので高価な一眼レフやデジカメはあまりお勧めできませんね。スマホやゴープロを使うのがベターですよ。両手がふさがらないよう、紐やストラップが付いた防水バッグに入れておきましょう。
流氷以外にも魅力いっぱいの冬の知床
流氷ウォーク®以外にも冬の知床で楽しめるアクティビティはまだまだあります。
シンラでは知床五湖でのスノーシュー体験や、オジロワシやオオワシ、エゾシカやキタキツネを探しに行く「冬の野生動物ウォッチング」など、さまざまな冬の体験ツアーを提供しています。
キタキツネ、とってもかわいいわ♪流氷ウォーク®と知床五湖スノーシューイングを組み合わせたツアーもあるのね!
松子さんと一緒に冬の知床体験を楽しみつくすダケ~!!
まとめ
北海道の冬の風物詩、流氷。流氷を見に多くの人が毎年知床を訪れますが、見るだけでは物足りない人、知床ならではの冬の体験を楽しみたい人は、流氷ウォーク®を体験してみましょう。ドライスーツはレンタルできるので手ぶらで体験できる気軽さも魅力の一つです。流氷ウォーク®で今まで見たことのない風景を楽しんでみてはいかがですか?
≪空港からウトロまでの交通アクセス≫
・女満別空港から車で2時間ほど
・女満別空港からバスでJR網走駅まで35分ほど、JR知床斜里駅まで電車で50分ほど、バスでウトロまで50分ほど