各施設で臨時休業、時短営業及びサービス内容の変更など実施されている場合がございますので詳しくは公式HPをご確認ください。
【兵庫】世界ジオパーク認定! 但馬へ「自然の力」を見に行こう
美味しいグルメがいっぱい!温泉まで楽しめちゃう『但馬地方』
新温泉町、香美町のある但馬地方は、山陰海岸ジオパークにも属する、自然の地形が生み出した名所が存在する場所です!
奇岩や洞門が多く見られる香住海岸、癒し効果抜群の山々など、地球の壮大さを感じられるスポットがいっぱいあるんですよ~!
自然のパワーを感じた後は、日本屈指の高温の源泉が湧出する湯村温泉でのんびり過ごしましょう♪
但馬地方には美味しいグルメも盛沢山。豊かな緑で育った但馬牛や、日本海で水揚げされたカニを堪能してくださいね!!
自然の恵みを感じよう!『和池の大カツラ』
たじま高原植物園は、日量5,000tの湧水と、樹齢千年以上の大カツラの保護を目的に開園された、高原にある植物園ですね。
広大な敷地には約2,000種類以上もの植物が群生し、兵庫県観光百選の第一位にも選定されているんですよ。
シンボルのカツラの木「和池の大カツラ」周辺を流れる湧水は、平成の名水百選にも選定される名水!「カツラの千年水」と呼ばれており、夏でも水温約10度前後の、ひんやりとした、純度の高い軟水です。
ちなみに「カツラの千年水」は、園内で購入することができますので、ぜひ一度味わってみてくださいね!
夏は牧場、冬はスキー場!?『但馬牧場公園』
たくさんの動物たちが生活している但馬牧場公園では、放牧されている但馬牛や羊、山羊などを見ることができます。
ふれあい広場では、動物たちと直接ふれあうこともできますので、優しく触ってあげてくださいね。
…そうそう!ペアリフトで上がることのできる山頂には、季節の植物を楽しめる花園もあるんですよ!晴れた日の山頂は、日本海を眺めることもできるビュースポットなんですよ~!
動物たちに癒された後は、綺麗な草花に囲まれながら、日本海を一望しましょうね!
さらにさらに!雪が積もる12月から3月のウィンターシーズンは、但馬牧場公園スキー場がオープン!この間、動物たちの放牧はなくなり、ふれあい広場はクローズとなります。
初級者から上級者まで楽しめるコースが展開されていますので、冬旅の際には、スキーやスノーボードに挑戦してみてくださいね!
日本のマチュピチュ『竹田城跡』
少し足を延ばして訪れてほしいのが、但馬を代表する山城・竹田城跡。以前日本では、GoogleのCMに登場したことから「日本のマチュピチュ」として話題になりました。
朝霧に囲まれ、雲海に浮かぶように見える姿から「天空の城」とも呼ばれています。まるでジブリの映画みたいですよね!
お城の天守こそ残っていませんが、400年以上前の石垣や縄張りがほぼそのままの形で残っているのは、全国的にも稀なんです。
虎が臥せているように見えることから、虎臥城(とらふすじょう/こがじょう)とも呼ばれているんですよ。
雲海に浮かぶ城、発見!『立雲峡』
竹田城跡を外側から見るなら、立雲峡へ行きましょう!
立雲峡には三つの展望台があり、雲海に浮かぶ竹田城跡が見られるのは、一番高い所にある、第一展望台。麓の駐車場からは、徒歩で40分程度かかります。
雲海が発生するのは、9月から11月の明け方から8時頃まで。いくつかの気象条件が揃った日でないと、姿を現してくれません。
そんな条件が揃った日に見られる光景は、まさに「天空の城」そのもの!さあみなさん、カメラのご準備は大丈夫ですか?
思わずカメラに手が…『うへ山の棚田』
休耕田がほとんどなく、弧が綺麗に描かれる「うへ山の棚田」は、昔ながらの棚田が撮影できるスポットなんです。
小さいながらも、地形をうまく利用した棚田であることから、山陰海岸ジオパークにおいて、ジオサイトの一つにもなっています!
四季折々、稲が豊かな緑を生み出したり、田んぼに水が張られ空の色を映し出したり、雪をかぶり幻想的な銀世界を演出したり…この景色を前にしたら、誰もがきっとカメラを取り出してしまうはず!
田んぼに水を張っている時期、朝日や夕陽を映し出す水面は雰囲気抜群です。
とにかくカニを食べよう
但馬を代表する冬の味覚・カニ。松葉ガニ、香住ガニ、セコガニ…香住港では、たくさんのカニが水揚げされています。
カニ三昧のフルコースを提供している温泉旅館も多く、ボイル、刺身、甲羅焼き、カニ鍋など、様々な調理法でカニのうまみと甘みを堪能することができます。鍋が終わったら、カニ雑炊でしめることもお忘れなく♪
『かえる』を叶えてくれる岩
今子浦海岸の千畳敷沖にある、蛙の形をした祈願岩・かえる島。古くは、地元の人々が、航海に出た男たちが無事にこの地に帰ることを祈願していた場所なんだそうです。
現在は、なにかを変える、どこかへ帰る、失せものが返る…など、「かえる」にちなんだ願いを叶えてくれるとされています。
もし今、何か「かえる」ものがあるなら、この場所で願いを掛けてみてはいかがでしょうか?
熱~い源泉は日本一!『荒湯』
湯村温泉の源泉が湧き出る「荒湯」。ここから湧き出るお湯の最高温度は、なんと98度!
日本一熱い源泉なんですよね。
毎分470リットルもの源泉が湧出しており、旅館だけでなく、各家庭にも配湯されているんですよ。
自宅で温泉に浸かれるなんて、羨ましい限りですね!
5つのハートを見つけると…?
「恋人の聖地」が数多く存在する但馬。天空の城として有名な竹田城跡を始め、新温泉町にある浜坂県民サンビーチ松の庭、城山園地、あじわら小径、バイカモ公園などが、恋人の聖地に選出されています。
そして最近、湯村温泉が、恋愛成就のパワースポットとして注目を集めています。
実は湯村温泉街には、5つのハートが隠されており、そのハートを見つけると恋愛成就する…というジンクスがあるんです。
温泉街を散策する際は、ぜひ5つのハートを探してみてくださいね♪
栃餅とおばあでパワーチャージ『ゆむら屋おばあかふぇ』
湯村温泉街にある「ゆむら屋おばあかふぇ」では、但馬地方で古くから食べられている栃餅を、餡子で包んだ「栃おはぎ」、しっとりとした生地と餡子で包んだ大判焼き「おばあの根性焼き」を食べることができます。
どちらも甘すぎない餡子と、素朴な味の栃餅が絶妙なハーモニーですよね~!
町歩きに疲れたら、甘味でほっと一息つきませんか?
余談ですが、ゆむら屋で働く個性豊かな「おばあ」たちはとってもパワフル。今現在は、平均年齢72歳のおばあが11名で切り盛りしています。人が大好き!笑顔が大好き!なおばあたちが温かく迎え入れてくれるので、みんなついつい長居してしまうんですね~!
我が道を行く止まらないマシンガントークに圧倒されてしまうこともあるんだそうですよ。あれ…?ほっと一息、つけなそうですね…?
みんな大好きポテト菓子『但馬うまいでステーキ風味ポテト』
世界的に有名な神戸ビーフのルーツでもある但馬牛を手軽に味わいたい!そんなあなたにおすすめなのが、「但馬うまいでステーキ風味ポテト」。その名の通り、但馬牛パウダーを使用したポテト菓子。
サクサクとした食感がやみつきになり、一度食べ始めると手が止まらないですね♪
食べやすい一口サイズも嬉しいポイントです。お土産にぜひ購入してみてください!
温泉たまごを作ってみよう
温泉といったら、温泉たまご!98度の熱湯が湧き出る湯村温泉の荒湯では、湯つぼで温泉たまごを作ることができます。
すぐそばを流れる春来川沿いには「ふれあいの湯」という足湯があり、足湯に浸かりながら茹でた卵を食べるのが、この場所の醍醐味!
卵は町にあるお店で購入するか、持参したものでも大丈夫。その他、野菜や芋も販売されていますので、色々なものを茹でてみてくださいね!
不思議な滝との出会い『霧ヶ滝渓谷』
上山高原山麓にある・霧ヶ滝渓谷。多くの滝が点在するこの場所をハイキングしていると、ちょっと不思議な滝に出会うことができるんです。
不思議な滝…ですか?
その滝というのが、但馬三名瀑の一つでもある霧ヶ滝。落差約65m、上部で二段になっているのが特徴なのですが、この滝…なんと滝壷がないんです!
え!?水はどうなるんですか??
「霧ヶ滝」という名の通り、落水は途中で飛散し霧になってしまいます。なので、本来滝壷があるべき場所は、全て岩。うっすらと霧がかり、不思議な気配に満ち溢れています。
たしかに不思議な感覚になりますね♪
滝までの道は、石や落ち葉で滑りやすい箇所もありますので、しっかりとしたトレッキングシューズでお出掛けしましょう。
奥へ進むほど、スニーカーでは不安定な道になってきますので、注意してくださいね!
自然の中の温泉公園『リフレッシュパークゆむら』
リフレッシュパークゆむらは、湯村温泉の源泉を利用した温泉公園です。
屋内外に様々な浴場があり、室内温水プールも完備してるんですよ~!
落差3mの滝がある滝風呂、洞窟の中にある洞窟展望風呂、酒樽が湯舟になっている酒樽風呂などがある露天風呂は、男女混浴!カップルやご夫婦でも楽しめますね!
利用の際は水着の着用が必要になりますが、レンタルもしています!
夕日が作り出すオレンジ色の道『城山園地』
恋人の聖地にも選定されたことから、デートスポットとしても人気を集める・城山園地。眼下には港町と日本海が広がり、昼間には海へ出る遊覧船が見えることも!
春になると桜が美しく咲き誇る桜の名所としても有名です。特におすすめの時間帯が、夕暮れ時。沈む夕日が、日本海にオレンジ色の道をつくりあげてくれるんですよ!
お得なチケット情報!
公共交通機関と但馬の観光地を結ぶ「たじまわる」は、全コース車内ガイド付き。土日・祝日に運行されており、一日乗車券は500円です!バスの車内で購入できますよ~!
自分で旅の予定を立てる必要のない定期観光バスタイプと、一日何度でも乗り降り可能な路線バスタイプがあります。
観光に役立つ情報
但馬の情報が掲載されているウェブサイト・たじま旅ネットは、日本語、英語の2つの言語に対応。また、新温泉町、香美町それぞれの観光情報サイトは、民間の自動翻訳システムにより中国語への翻訳が可能。日本語が不安な方は利用してみてくださいね。
≪最寄り空港から但馬への交通アクセス≫
・コウノトリ但馬空港から豊岡駅までバスで15分ほど