
【和歌山】一日で巡る!開創1200年、仏教の聖地『高野山』の三大スポットをご紹介!
.png)
高野山の玄関口、高野山駅から出発!


日本のみならず世界中から観光客が訪れるパワースポット・高野山。今回は、絶対に外せない三大聖地、奥之院~金剛峯寺~壇上伽藍を一日で巡るルートをご紹介。



世界遺産の高野山・・・一度行ってみたかったです!



高野山ケーブルカーの山頂駅・高野山駅からスタートです!
10:30~観光スタート!まずは聖地『奥之院』へ







まずは大本命・奥之院へ。高野山駅から奥の院口まではバスで約15分。一の橋と呼ばれる橋が正式な入口です。弘法大師御廟へと続く奥之院参道には、戦国武将の墓碑が数多く点在していますので、知ってる名前があるか探してみてくださいね。



たくさんの墓碑がありますけど、不思議と怖さは感じないですね。



参道の中間地点、中の橋を渡ると汗かき地蔵や姿見の井戸があります。姿見の井戸は「こうや七不思議」の一つ。井戸の中を覗くこともお忘れなく!



こうや七不思議、気になる~



そのまま足を進めると御廟橋が見えてきますが、この橋の先は高野山の中で最も神聖な場所。



写真撮影や携帯電話の使用は厳禁ですね、気を付けます!



そうですね。ルールを守って、静かに参拝しましょう。所要時間は1時間半から2時間程です。
12:45~高野山でのランチは『精進料理』で決まり☆





奥之院への参拝を終えたら、お待ちかねのランチタイム!一の橋から徒歩約10分、金剛峯寺の周辺には飲食店が集まっていますので、まずはこちらを目指しましょう。



高野山といったら、やっぱり精進料理ですよね!



高野山の精進料理は、味はもちろん、目で見ても楽しめるのが特徴ですよ。



本格的な精進料理を食べるなら、行列の絶えない人気店「花菱」や、リーズナブルな値段設定が嬉しい「中央食堂さんぼう」がおすすめ。



しっかり食べてパワーチャージした後は、午後の観光に出発です!
14:00~圧巻の佇まい!『金剛峯寺』を参拝しよう





続いての目的地・金剛峯寺は、高野山真言宗の総本山です。境内へ入る際最初にくぐる正門は、金剛峯寺の建物の中で最も古い建築物。



ついついスルーしてしまいがちな部分ですが、一度立ち止まってじっくり見てみてくださいね。寺内の大広間は、重要な儀式や法要が執り行われる場。立派な襖絵は必見です。



紅葉もきれい!



新別殿は参拝者の休憩所として利用することができるんですね!お茶を頂きながら、随時行われる僧侶の法話に耳を傾けてみるのも良いかもしれませんね♪



寺内を全て見て回っても、所要時間は40分程です。
14:45~高野山観光も大詰め…奥之院と並ぶ聖地『壇上伽藍』





金剛峯寺を出て徒歩約2分、最後の目的地・壇上伽藍(だんじょうがらん)に到着です。



壇上伽藍の見どころといえば、高野山の総本堂である金堂や、鮮やかな朱色が目を引く根本大塔(こんぽんだいとう)、弘法大師が住まわれていたとされる御影堂など。



六角錐の建物??なんだか不思議ですね。



六角経蔵(ろっかくきょうぞう)と呼ばれる場所には把手がついており、回すことが出来るようになっています。



私でも回せそうですか?



ぜひ試してみてください!一回りすればご利益が得られると言われていますよ♪



所要時間は約40分。金堂、根本大塔の内部拝観をするなら、1時間から1時間半程かかります。
見つけたら幸せになれる?!『三鈷の松』の三つ葉の松の葉







ここで一つ、壇上伽藍に残る伝説のお話をしましょう。



伝説?気になります!!



壇上伽藍には、「三鈷の松」と呼ばれる松の木があります。この松の木の周辺には、下を向いて何かを探す人々が…。一体何を探しているのかというと・・・



実はみなさん、三つ葉の松の葉を探しているんです。松の葉は、通常二葉。しかし、三鈷の松には弘法大師の法具「三鈷杵(さんこしょう)」のような、三つ葉の葉っぱがあるんです!



さっそく探してみよ~っと



ルルさん?聞いてます?



なんでも、この葉っぱをお守りとして持っておくと幸せになれるという言い伝えがあるんだとか。



素敵な伝説ですね☆



壇上伽藍を訪れる際には、三つ葉の松の葉を探してみてくださいね。
要チェック!高野山名物①『やきもち』





高野山に行くなら絶対にチェックしておきたい名物が、上きしやの「やきもち」です。上きしやは創業300年、やきもちの元祖と言われる老舗和菓子店。古くから参拝客に親しまれてきました。



知ってますよ~♪



ほどよい甘さの餡をやわらかい餅で包んだやきもちは、白とよもぎの二種類あるんですよ!



生のものは日持ちが二日と短いですが、冷凍のものは一ヶ月持つので、お土産にもぴったりです!
高野山名物②『胡麻豆腐』





精進料理の一つとして生まれた胡麻豆腐も、やきもちと並ぶ高野山名物。大豆から作られる豆腐と異なり、もっちりした食感が特徴です。



油分が少なくあっさりしているので、わさび醤油で食べても、スイーツのように和三盆糖や黒蜜をかけて食べても美味しく頂けるんですよ。



詳しいですね・・・。



おすすめのお店は明治創業の濱田屋。添加物を一切使用していない、出来立ての胡麻豆腐をそのまま持ち帰ることができます☆



持ち帰りの際はクーラーボックスと保冷剤が必須ですが、持参できない場合は店内で購入することも可能です。



知ってました?



・・・・。
まとめ


高野山観光はいかがでしたか?今回はご紹介できませんでしたが、数日間滞在できる方は、ぜひ宿坊を利用してみましょう。精進料理を頂いたり、朝のお勤めに参加したり、ここでしか出来ない貴重な体験をすることが出来ますよ。宿坊体験をされる方は「高野山奥之院ナイトツアー」への参加もおすすめ。昼間からがらりと雰囲気を変えた夜の奥之院は、幻想的な雰囲気が漂いまるで異世界!運が良ければ、夜に活動する生き物たちにも出会えちゃうかも…。
【各都市から高野山への交通アクセス】
・東京:(新幹線)東京~新大阪~高野山…約4時間30分
・大阪:(電車)関西国際空港~高野山…約2時間5分
・京都:(バス)京都駅~高野山…約2時間30分