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【滋賀】「琵琶湖博物館」全身で琵琶湖を感じる!不思議発見ミュージアム♡
琵琶湖博物館とは?
ルルさん、今回ご案内するのは琵琶湖のほとりにある「琵琶湖博物館」ですよ。
やっぱり琵琶湖って大きいですよね~
そうですね。日本一の湖ですからね。
で、これから行く「琵琶湖博物館」はどんなミュージアムなんですか?
はい「琵琶湖博物館」では、琵琶湖の歴史やそこに住む生きものたちの生態系を学ぶことができます。「琵琶湖の全てを感じる」がコンセプトの「見て体験できる」ミュージアムなんですよ。
琵琶湖の歴史か~♪いいですね、なんかワクワクしてきました。
ゾウがいた!?古代の琵琶湖にワープ!
まずは「A展示室」から見ていきましょう。ここでは琵琶湖の生い立ちと、そこにすむ生きものの歴史を学ぶことができますよ。
紅葉の中を歩く親子のゾウのジオラマ・・・なんともドラマチックな情景ですね。ということは、昔、琵琶湖の周辺にはゾウがすんでいたんですか?
はい。琵琶湖には400万年の長い歴史があって、このジオラマは約180万年前の琵琶湖の水辺の様子を再現したものです。約200万年前の琵琶湖を再現したコーナーでは、ジオラマの中を実際に歩くことができますよ。
映画のセットのようなダイナミックな展示ですね~!
他にも琵琶湖のまわりではたくさんのゾウの化石が見つかっていて、こちらのコーナーではその化石が展示されています。
ゾウ達の進化や絶滅のドラマが一目で分かりますね。このコーナーは何でしょうか?
ここは琵琶湖が氷期の頃の森をジオラマで再現しているコーナーです。スギ花粉の拡大模型なんかもあるんです!
タブレットで展示物をのぞくと……!?
次は「展示室B」に行ってみましょう!ここでは実物展示を通じて琵琶湖と人々の暮らしを紹介しています。
わっ!びっくりした!この龍は一体……!?
この龍がナビゲーターとなって展示を見てまわる仕組みになっています。県内には龍が祀られているスポットがたくさんあって、滋賀の人たちにとって龍は身近な存在なんですよ。
テーマパークみたいでテンションが上がりますね!展示の世界観にスッと入り込めそうです♪
まずは縄文時代の人々の暮らしをのぞいてみましょう!これは穴太遺跡の発掘調査をもとに、縄文時代の森を再現した実物大のジオラマです。
「A展示室」とは一変、人が登場して時代がだんだん現代に近づいてきましたね。琵琶湖の歴史の長さを改めて実感します……あれ?これは何でしょう!?
木を切る縄文人になりきれるフォトスポットです。来館の記念に一枚どうですか?
いいですね~♪あっ!こっちには大きい船が展示されています!エビを捕る漁師さんのジオラマもありますね。滋賀の人たちは昔から琵琶湖が育んだ命の恩恵を受けて生きてきたんですね。
そうですね。こうして実物展示を目にすると当時の人々の息づかいが伝わりますよね。ルルさん、このタブレットを船にかざしてみてください。
こうですか?あ!!画面の中の船が動いてます!
そうなんです。タブレットをかざすとAR(拡張現実)画像で船が動く様子が見られる仕組みになっているんです。「琵琶湖博物館」ではテクノロジーを使いリアリティを追求した展示も人気なんですよ。
大人も夢中♡好奇心を刺激する知的空間
ここ「おとなのディスカバリー」は、その名のとおり大人が楽しめる展示室です。動物や植物、鉱物等の標本を顕微鏡でじっくりと観察したり、古文書を読んだりできますよ。
「本当に博物館?」って思うくらいおしゃれな空間ですね~。ワインレッドの壁紙に整然と並んだチョウの標本、展示の方法が洗練されていて展示物がアート作品に見えますね!
「スケッチコーナー」では、標本を観察しながらスケッチすることもできますよ。自由研究気分でつい夢中になること間違いなしです!
心静かに展示物に向き合う……博物館でこんな癒やしの時間が過ごせるなんてぜいたくですね。
そうですね。「琵琶湖博物館」は大人も楽しめるような工夫が凝らされていますよね。
ここだと博物館の新しい楽しみ方を発見できそうです♪
まるで水族館?琵琶湖の底を散策しよう
「琵琶湖博物館」では、琵琶湖にすむ生きものも展示されています。それがここ「水族展示室」です!
わ~!海底トンネルみたい!見渡すかぎり一面ブルーの世界……
まるで琵琶湖の底を歩いているみたいですよね♪
頭の上をお魚が泳いでいるって不思議な感覚ですね~
色々な角度から魚を観察できるのが面白いですよね。ここには琵琶湖に暮らす、コイやフナ、ナマズ等が見られます。琵琶湖にしかいない固有種ビワマスもいますよ!
わぁ~琵琶湖の主といった貫禄ですね!あれ?ここのお魚屋さんみたいなディスプレイは何ですか?
これは湖魚店の展示です。ここではさまざまな湖魚料理や食文化を学べますよ。
おもしろそう~♪
こちらには、ふなずしの匂いが嗅げるユニークな体験展示もありますよ!
※新型コロナ感染症対策により休止中(2022年5月時点)
見たり触ったりできる展示はよくあるけど、においの展示って珍しいですね。
五感をフルに使って学ぶと好奇心が刺激されますよね!「琵琶湖博物館」では生きものの展示だけじゃなく、こんな風に生きものと人との関わりや文化を学べる展示も充実しています。
滋賀県・琵琶湖にちなんだグルメに舌鼓♪
ふなずしの刺激的なにおいを嗅いだらおなかが空いてきましたね……
「琵琶湖博物館」には琵琶湖を眺めながら食事ができるレストランがあるので、そこでお昼にしましょう♪
壁がガラス張りになって開放感のあるレストランですね!日差しがたっぷり降り注いで、テラス席みたいに心地いい~♪
ランチやティータイムにぴったりのロケーションですよね。このレストランでは、湖魚・地元野菜・近江米・近江牛等、地元ならではの食材を使った料理がいただけます。
近江牛といえば、日本三大和牛のひとつですよね。そんなブランド和牛が博物館で食べられるんですか?
はい!近江牛を使ったコロッケや期間限定メニュー等がいただけます。他にもブラックバスを使った珍しいメニューも人気ですよ。
う~ん、どれもおいしそうで迷いますね……じゃあ、私はこの「びわ湖カレー」にします!ライスが琵琶湖の形になっていてかわいい~♡お子様ランチみたいで遊び心がありますね。
このカレーは滋賀県立湖南農業高校とコラボして作られたんですよ。デザートに地元産いちごを使った、数量限定メニューの「焼き立てワッフル」はいかがですか?
うわ~美味しそう♡カフェメニューがあるとひと休みしたいときに気軽に立ち寄れますよね。
琵琶湖を望む大パノラマ!
あ~お腹いっぱい♪
お食事とっても美味しかったですね。あ!「琵琶湖博物館」には屋外展示もあるんですよ。行ってみますか?
はい。少し散歩もしたいので…
屋外展示には、かつて琵琶湖にゾウがいた時代を再現した「太古の森」や、縄文時代・弥生時代の森を再現した「縄文・弥生の森」があります。
森全体が展示とはスケールが大きいですね!屋内展示で学んだことを実際に見られるってワクワクしますね♪マナさん、この長い歩道橋は何ですか??
これは博物館から琵琶湖に向かう空中遊歩道「樹冠トレイル」です。琵琶湖を渡る風を感じながら雄大な琵琶湖を一望できる「琵琶湖博物館」の人気スポットですよ。さっき見た縄文・弥生の森もここから見渡せます。
あぁ~♪この絶景を独り占めできるなんて最高ですね!お天気のいい日にはぜひ立ち寄りたいスポットですね。
まとめ
滋賀県のシンボル的存在の琵琶湖。今回はそんな琵琶湖を多角的な視点から学べる「琵琶湖博物館」を紹介しました。知識を深めれば琵琶湖クルーズ等の屋外アクティビティも今まで以上に満喫できること間違いなしですよね!
【最寄り空港から『琵琶湖博物館』までの交通アクセス】
関西空港~JR草津駅まで約1時間40分
JR草津駅西口から『琵琶湖博物館』まで車で約20分