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【京都】都心部を離れて京都市の北東部へ!大原半日コース
なんだか癒されたい…そんな時は大原へ行こう
京都市の中で自然豊かで長閑な大原は、市内北東に位置します。古い寺社仏閣が点在しており、茅葺屋根の民家も多く残されているんですよ。
CMに使用されたことで知られる三千院や、日本の軍記物語である「平家物語」ゆかりの地・寂光院は特に代表的なスポットですよね。
はい、そうです。今回は、都会の喧騒を離れて癒されたい…という方にお勧めの、大原半日観光コースをご紹介します!
芸術的な美しさ!『三千院』の庭園
大原一の見どころといっても過言ではない三千院は、絨毯のように広がる苔生す(こけむす)庭が印象的です。有名な観光地ではありますが、アクセスがあまり良くない為、都心部ほど観光客は多くありません。
春夏秋冬によって色付く庭園は芸術的な美しさですよね。歩いていると、植物たちの呼吸が聴こえてくるような気がします。
自分自身と向き合う時間…『写経体験』
三千院では、写経体験をすることも可能です。般若心経を書き写し、名前を添えて奉納します。所要時間は一時間程。たまには雑念を払いリラックスして、自分自身と向き合う時間を持つのも良いかもしれませんね。 ※奉納一巻:1,000円
三千院のおみくじは、最古のおみくじのひとつ
おみくじが始まった地とされる場所はいくつかありますが、実はこちらもその一つです。
客殿の手前の中書院で引くことができますよね。
住職に尋ねれば、引いたおみくじを解説して頂けるので、内容が難しくても安心ですよ。余談ですが、三千院のおみくじには「凶」が多いとの噂が…。重要なのは書かれている内容なので、凶を引いても落ち込み過ぎないでくださいね。
キュートな姿を写真に収めよう!『わらべ地蔵』
往生極楽院(おうじょうごくらくいん)の南側、弁天池の脇に、わらべ地蔵がいらっしゃいます。二体仲良く寄り添っていたり、頬杖をついて寝そべっていたりと、その姿は様々。庭の苔に埋もれているので、よ~く目を凝らさないと見つからないお地蔵さんもいらっしゃるんですよ。キュートなわらべ地蔵は歩道から少し距離があるので、写真に収める際はズーム撮影必須です!
まるでリアル絵画!?宝泉院の『盤桓園』
三千院から3分程歩くと、宝泉院(ほうせんいん)に着きます。ここには三つの庭園がありますが、一番の見どころは額縁庭園と呼ばれる盤桓園(ばんかんえん)です。客殿の柱と柱を額縁に見立て、その間から庭を鑑賞することからそのように呼ばれるようになりました。庭の名前になっている「盤桓」は「立ち去りがたい」ということみたいですよ。
本当に、いつまでも眺めていたくなるような美しさですね。
静かに佇む『寂光院』も庭園が美しい!
続いての目的地・寂光院(じゃっこういん)までは車で約10分程。日本の有名な軍事物語「平家物語」に所縁のあるお寺です。境内には「諸行無常の鐘」があり、平家物語の有名な一節に登場することで知られているんですよ。
こちらも緑が非常に豊かで、秋になると紅葉の名所としても人気ですよね。
大原で買いたいお土産…『しば漬け』
寺へと続く階段にある「柴葉漬発祥の寺」という看板の通り、寂光院はしば漬け発祥の地なんですよね。
そうなんですよ。門前にある「翠月」は漬物の名店で、こちらのしば漬けは絶品です。他にも「すぐき」や「かぶら」など、美味しい京漬物が沢山あって、店を覗くと、店主がどんどん試食を手渡してくださいますよね。
色々、試食して、自分に合った漬物を購入できますね。
大原までのアクセス情報
公共交通機関を使う場合は、JR京都駅から地下鉄で「国際会館駅」へ、そこから京都バスを利用したアクセスがおすすめです。所要時間は一時間程です。また、電車+バスの利用よりも時間はかかりますが、JR京都駅から大原までの直通バスもありますので、のんびり景色を見ながら向かうのも良いかもしれませんね。電車やバスの時間を気にしたくない方は、タクシーを利用しましょう!
観光に役立つ情報
大原の旅はいかがでしたか?都会の喧騒に疲れたら、自然豊かな寺社に癒される旅に出ましょう!京都観光オフィシャルサイトには、ここではご紹介しきれなかった観光地情報も盛沢山!繁体字にも対応していますので、観光にお役立てくださいね。
≪最寄り空港から大原への交通アクセス≫
・大阪国際空港(伊丹空港)から大原まで電車とバスで2時間ほど