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【山梨】『甲斐黄金村・湯之奥金山博物館』で砂金採り体験に挑戦しよう!
体験型博物館で砂金採り♪
キラキラしているものって眺めているだけで幸せな気分になりますよね~♪宝石もいいけど、わたしはやっぱり金が一番好きですかね♡
確かに金は特別感がありますよね!ところでルルさん、東京近郊にも金山があるって知っていましたか?
えっ!!それは初耳です!
山梨県の湯之奥金山は、天下統一を目指す戦国大名・武田氏が活躍した時代に採掘された全国有数の金山です。
そこにある『甲斐黄金村・湯之奥金山博物館』はすごくおもしろいんですよ!出土資料やジオラマの展示によって金山の歴史や文化を幅広く学べるだけでなく、室内で砂金採りができる珍しい博物館なんです。
自分で砂金を採るってロマンがありますね!忘れられない思い出を残せそう~♪
遺跡見学ができるイベントも♪
緑の山々に囲まれたスタイリッシュな博物館ですね!
深呼吸したくなるような美しいロケーションですよね。そうそう、『甲斐黄金村・湯之奥金山博物館』では、金山遺跡の見学会も開催されています。標高2000m近くの毛無山中腹にある金山遺跡までの道のりは、なかなか険しいですが、歴史の現場まで行けた時の達成感はひとしおですよ♪
そうなんですね。次はぜひ遺跡見学会にも参加してみたいですね♪
全85席の映像シアターや美しいジオラマが広がる展示スペース
『甲斐黄金村・湯之奥金山博物館』では、中世戦国期の世界観にじっくりと浸れる展示や体験イベントが充実しています。資料やジオラマ、映像を通して戦国期の鉱山作業について学べますよ。
まずはこちらの映像シアターです。こちらではどのように金が世界に広まっていったのかというイメージ映像が上映されています。
わ~!マナさん、山の中腹に小さな建物が並んでいますね。人々の営みが感じられます。
そう、これは当時の金山に暮らす人々の生活のようすを再現した展示なんです。見てください!こちらには1/10スケールのミニチュアのジオラマもありますよ。
ストーリー仕立てでおもしろいですね~♪英語の字幕付だから海外の方も楽しめそう!
こっちには黄金の輝きを放つ金貨がずらーっと並んでいますよ!
これらは「甲州金」と言って、戦国時代から江戸時代に至るまでこちらの地域で流通していたお金です。
このような金貨のもととなる金を採るためには、たくさんの地道な作業を経ているんですね!
発掘調査によって出土した資料からは鉱山作業だけでなく、人々の生活もうかがえますよ。こちらでは、碁石や茶碗の破片など数々の生活用具が展示されています。
こういう資料から当時の山中での人々の暮らしがわかるんですね!金山として栄えた時代に思いを馳せながら巡るのもすてきかも♡
こっちには等身大の人形がいっぱい展示されていますよ!まるで時代劇のセットのようで凝っていますね・・・!
そうなんです。こちらでは、石臼で鉱石を砕くところ、セリ板で砂金を採取しているところ、砂金を熔かし金の塊を作るところなどが実物大の人形で表現されているんです。
とってもリアルでタイムスリップしたようです。
さまざまな分かりやすい展示のおかげで金山の理解が深まりました!
良かった!タッチパネルのQ&Aコーナーもあるので、金についてもっと学ぶこともできますよ!
雨でも楽しめる♪人気の砂金採り体験
次はいよいよ砂金採りに挑戦ですよ!
室内で砂金採りができるなんて新鮮です♪これなら天候に左右されず楽しめますね。しかもガラス張りの壁から外の景色が見えてすてきです♡窓から見える緑がまぶしい~!
初夏には新緑、秋には色づいた木々が眺められる抜群のロケーションなんですよ。
こちらには水が張られた細長い水槽が3つ並んでいますね。
はい、水の中には砂金が入った砂が入っています。このパンニング皿という専用の皿を使って砂をすくって揺すり、砂金を採るんですよ。
これなら初心者のわたしでもできそうです♪でも、夏はいいけど冬場に冷たい水の中に手を入れるのは勇気がいりませんか・・・?
冬場はぬるま湯になるので大丈夫!一年中快適に楽しめますよ。体験時間は30分です。どっちが多く採れるか競争しましょう!
ザクザク採りますよ~!あれ??水槽の中の砂、全然キラキラしてませんね。本当にこの中に砂金が混じっているんでしょうか?
金は重いので表面には見えませんが、こうして砂をすくってパンニング皿をよ~く揺すり、金を沈めて、砂を流すと・・・・・・ほら!砂金が採れましたよ♪
すごい!!砂金だけ残るって不思議ですね~
金は砂よりも重いから流れずに皿に残るんですよ。
なるほど!う~ん、わたしはなかなかうまく採れません。マナさん、コツを教えてください!
パンニング皿で砂をすくったら、中心がブレないように、車のハンドルのように左右に回転させると砂金が下に沈みますよ。
これはなかなか集中力が必要ですね。ちょっと職人になった気分でがんばります・・・・・・!あっマナさん見てください!採れました~♡
意外に難しいですが、コツを掴めば砂金が採れますよ♪体験中はスタッフの方がレクチャーしてくれるので初心者でも安心です。
「揺すって、流す」というシンプルな工程だから小学生のお子さまでも楽しめますね。
初心者なら30分間で5粒採ったらすばらしいのですが、なかには一回の体験で40粒以上採る名人もいるんですよ!
採った砂金はオリジナルアクセサリーに
いっぱい採れましたね~♪採った砂金は持ち帰ってもいいんですか?
もちろんです!プラ瓶のまま、お土産にできますよ。また、採取した砂金を1~2分でアクセサリーにしてくれる有料のサービスもあります。
ペンダントだけでいろいろなデザインがあるんですね。自分で採った砂金のアクセサリーなんて特別感がありますよね!身につけているだけでパワーがもらえそうです♡
パンニング皿をかたどったシルバーチャームもユニークですよね。ポーチやリュックなど、好きなところに取り付けられますよ。
ミュージアムショップも黄金一色ですね!どれもインパクトがあるからお土産にぴったりです!でもマナさん、砂金採りに夢中になりすぎてちょっと疲れちゃいました・・・。
では足湯に浸かって休憩しましょうか♪博物館の駐車場に「しもべ黄金の足湯」という源泉かけ流しの足湯があるんですよ。こちらは開館時間中ならいつでも利用できます。
それはぜひ立ち寄りたい穴場スポットですね!足湯でリフレッシュしましょう♡
まとめ
『甲斐黄金村・湯之奥金山博物館』は、金山の歴史や文化を「学んで体験できる」ユニークな博物館です。特に室内で砂金採りができるレアな体験が人気です。シンプルながら奥深い砂金採りの世界に、大人も子どもも魅了されること間違いなし!最寄り駅から徒歩約3分というアクセスの良さも魅力です。博物館の最寄り駅周辺には、下部温泉郷や「千円札(現行)の富士山」の景色として有名な本栖湖等、観光スポットも点在しています。
【最寄り空港から『甲斐黄金村・湯之奥金山博物館』までの交通アクセス】
羽田空港~JR身延線下部温泉駅まで電車で約3時間半(乗換え3回)
JR身延線下部温泉駅~『甲斐黄金村・湯之奥金山博物館』まで徒歩約3分