九州旅行に来たなら宮崎へ!『日豊海岸』にはドライブで立ち寄りたい見どころが満載です!


マナさん、きれいな海ですね。

こちらは、九州の南東に位地する宮崎県にある、「日豊海岸」といって、 日向岬の絶景スポット「馬ケ背」や、隠れた名産である「伊勢えび」など見どころ満載なんですよ!

南国のリゾート気分が味わえて、絶景スポット、グルメ、行ってみたいです!

それでは「日豊海岸」をドライブしながら満喫するおすすめポイントを見ていきましょう!
日本の伝統的な街並みが残る『美々津(みみつ)』から旅をスタート!


最初のポイントは、日豊海岸南端にあたる美々津海岸です。美々津海岸は宮崎空港および宮崎駅から車で約1時間30分で到着します。


耳川(みみかわ)の河口には、港町として栄えた美々津の歴史を感じさせる古い街並みが残っています。

日本の昔懐かしい風情ある景色を写真に収めたくなりますね。

美々津の街並みは、ゆっくり歩きながら見ることがおすすめですね。
ただし、町の中には駐車場がないので、美々津海岸の無料駐車場に車を停めて散策してみてください。
『STAIRS OF THE SEA(ステアーズ・オブ・ザ・シー)』で南国気分を味わおう!


美々津の街並みを味わった後は、美々津大橋を渡って、海岸沿いを車で5分ほど走ります。見えてくるのは海に面して建てられた「STAIRS OF THE SEA(ステアーズ・オブ・ザ・シー)」です。

なんかおしゃれなネーミングですね。


こちらは「リラックスリゾート」をコンセプトとした商業施設です。
有名サーフポイントの一つである金ヶ浜(かねがはま)を臨む最高のロケーションは、インスタ映えスポットとしても人気を集めているんですよ。

施設内には地元ならではの料理を提供するお店が並んでおり、海を眺めながら食事を楽しむことができます!


おすすめは、旬の食材を使ったジェラートを提供する「gelato OttO-OttO(ジェラート オットーオットー)」です。

可愛らしい見た目で、海をバックに撮影するとインスタ映えすること間違いなしですね。

お店の季節限定ジェラートもあるみたいなので、こちらも食べてみたいですね。
旅のメインである『日向岬』エリアへ(大御神社・クルスの海・馬ケ背)


海岸沿いを北へ進むと日向岬に到着します。

この辺りは日豊海岸有数の景勝地として人気の観光スポットなんですよね。

そうなんですよ。実は、 日向岬 に行く前に立ち寄れるおすすめのスポットもあるんですよ


それが「大御神社(おおみじんじゃ)」です。

「STAIRS OF THE SEA」からは車で約10分ほどで到着します。
壮大な太平洋を背にして柱状の岸壁の上に佇む社殿は、神秘的な雰囲気です。



東奥に進むと、龍宮とも呼ばれている鵜戸神社が見えてきます。ここは海に面した岩窟そのものが神聖な区域となっており、参拝した後に入口を振り返ると岩の間から差し込む光が昇り龍のように見えるそうです!

すご~い。たしかに、昇り龍のように見えますね。


そして、大御神社から車で10分ほど海岸沿いを進むと、クルスの海展望台に到着します。

こちらは、柱状岩が波によって浸食され十文字(ポルトガル語の発音で”クルス”)に見えるため「クルスの海」と呼ばれるようになったようです。

近くにある小さな岩場と合わせると”叶”に見えるため「願いが叶うクルスの海」として親しまれているそうですね。



さらに先端へ移動すると、日向岬の中でも屈指の絶景を眺められる「馬ケ背(うまがせ)」に着きます。視界に広がる青い海の美しさと荒波に削られて作られた高さ70mもの岩の裂け目は圧巻です!

迫力がある柱状節理の海岸は、自然の力強さを感じられますね。
『海の駅ほそしま』で郷土料理を食べてお土産も!


馬ケ背から車で5分ほど走らせると、地元で水揚げされた新鮮な海産物や加工食品などを扱う「海の駅ほそしま」があります。

レストランでは細島の郷土料理である「こなます」や「ごんぐり」のかき揚げなどご当地のグルメが食べられます♪また、美味しいと近年、売り切れ続出の細島いわがきの生も直販で買えますよ。


細島漁港を眺めながら郷土料理などを堪能できるレストランやお土産に人気の水産加工品などを販売している物産館があり、ぜひとも立ち寄りたいところですね!
日が暮れてきたら『愛宕山(あたごやま)』に登って景色を眺めましょう


日が暮れてきたら愛宕山に登ってみるのもおすすめです。

JR南延岡駅の西側にある「愛宕山(旧名:笠沙山)」からは、美しい夜景を一望することができます。延岡は、日本の大手化学メーカー「旭化成」を代表とする工場が、数多く集まっている工業地帯なんですよ。

工場の光による近未来的な夜景と、住宅街の灯りによる温かみのある夜景は素敵ですね。

展望台までは車で直接行けるため、空いた時間に少しだけ立ち寄ってみるのもおすすめですね♪
夕飯は魚介類に決まり!期間限定の『鮎』と『伊勢えび』



日豊海岸沿いでは、4月から6月には「うみウララ 地どれ海幸丼フェア」5月から8月には「日豊海岸 岩ガキまつり」が開催されるなど、年間を通して旬の料理を味わうことができるんですよ♪
※イベントの開催詳細については自治体に問合せください。

その中でも特にオススメの時期は、10月から11月です!

「鮎」と「伊勢えび」の両方が食べられるベストシーズンだからですよね!

そうですね、さすがルルさん♪グルメの事は詳しいですね!


延岡には五ヶ瀬川(ごかせがわ)などの複数の川が日向灘へ向かって流れていて、10月から11月になると伝統漁法である「梁(やな)」が架設されます。

梁を使って鮎を獲る「鮎やな」は延岡における秋の風物詩☆

この時期は美味しい鮎料理が市内の飲食店などで提供されているんですよね。

そうそう!中でもおすすめは、大瀬川の河畔にある「かわまち交流館」です。

期間限定の鮎やなお食事処として賑わい、販売している鮎の塩焼きは、香ばしく柔らかい身がつまった鮎の深い味わいを楽しむことができる絶品なんですよ!

早く食べたいです♪

それにしても日豊海岸はどうしてこんなに海産物が豊富なんですか?

日豊海岸は複雑なリアス式海岸となっており、美味しい海産物がたくさん獲れる環境なんです。

その中でも、伊勢えびは隠れた名産品です!毎年9月から11月には「東九州伊勢えび海道」と呼ばれるお祭りが催されています。

そんな素敵なお祭りがあるんですね~☆

お祭りの期間中は、延岡市から大分県佐伯市までの飲食店で、日豊海岸で水揚げされた伊勢えびのみを使った料理が味わえますよ!
伊勢えびを食べることができるお宿に泊まろう!


一日の疲れを癒しながら、お宿でゆっくり伊勢えびを食べませんか?

食べたい、食べた~い!!

大分県との県境に近い北浦エリアには、美味しい伊勢えびと一緒に贅沢なひとときを楽しめる旅館があるんです!

早く教えてくださいよ~!


「潮香ノ宿 髙平屋」では、店主が厳選した宮崎各地の食材を使った料理をお楽しみいただけます。伊勢えびは、定番のお造りから、旨味がたっぷり詰まった味噌汁など様々な料理がありますよ。

どれも美味しそう♪

あ~~、景色も最高♪


そうなんです、高台にあるためレストランや客室から海や街並みを一望できて、さらに隅々まで行き届いた細やかなおもてなしも特徴の人気の旅館なんですよ!

美味しいお食事に絶景に・・・癒されますねぇ~☆
九州各地の人気観光地から近い『日豊海岸』


今回ご紹介したドライブコースでは日豊海岸の南側(宮崎県側)を中心に巡ってきましたが、さらに北上し大分県に入ると、世界的に有名な「別府温泉」や「由布院温泉」などにアクセスできます。また、延岡から九州中央自動車道(E77)を進んで行くと美しい景観の「高千穂峡」や、さらに進むと熊本城が佇む「熊本市」へ行くことができます。九州地方の他の人気観光地へ訪れる際も、ぜひ「日豊海岸」に足を運んでみてください!