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【長崎】和洋折衷な街『長崎市』!海上の世界遺産『軍艦島』を含む一日観光コースをご紹介
長崎市観光はJR長崎駅からスタート!
JR長崎駅を出発し、軍艦島~中華街~出島~グラバー園~大浦天主堂を一日で回るルートです。
軍艦島へ行くにはツアーへの参加が必須!飛び込みだと船に乗れない可能性がありますので、事前にしっかり予約しておきましょう。
8:10~9:10発 海の上の世界遺産『軍艦島』までクルーズ!
かつて海底炭坑として栄えた端島。その外観から「軍艦島」と呼ばれています。1974年に閉山し、島は無人となりましたが、2015年に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして、世界遺産に登録されました。
軍艦島へは上陸クルーズでしか行くことができません。クルーズを運行している船会社に、まずは予約しましょう!
軍艦島への上陸が許されているのは全部で5社。会社によって出港する場所が異なりますので、事前に調べておきましょうね!
船に乗ったら、いよいよ軍艦島へ出発!島へと続く航路にも見どころがたくさんありますので、見逃さないようにしてくださいね。
島へ上陸したらルートに沿って島内を見学します。見学の所要時間は約1時間。島までの往復の移動時間を含めると、トータル2時間30分程のツアーになります。
11:30~12:30頃 長崎港に戻ったら中華街へ!『長崎ちゃんぽん』『皿うどん』を食べよう
港へ戻ったら、中華街でランチをしましょう!
ところで、ちゃんぽんと皿うどんの違いってなんですか?
それは、スープの有無です。炒めた具材をスープ、麺とともにいただくものが「ちゃんぽん」、少量のスープと炒めた具材にとろみをつけ、麺にかけたものが「皿うどん」です。
皿うどんには、茹でた麺を使う太麺のもの、油で揚げた麺を使う細麺のものがあるので、滞在中に食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね!
13:00~14:00頃 鎖国時代へタイムスリップ?!『出島』
ランチを終えたら中華街から5分程歩き、出島へ向かいましょう!出島は、かつて日本が鎖国をしていた時代に、唯一ヨーロッパに開かれていた貿易の窓口でした。
出島表門橋を渡り門をくぐると、まるでタイムスリップしたかのような別世界ですね!
現在は、当時島内に建てられていた住居や料理部屋、蔵などの復元が進められ、大きく4つの時代(注1)の建物を見ることができます。
(注1)南蛮貿易時代、和蘭貿易時代、幕末開国後、明治時代以降
特におすすめなのが、オランダ商館長の住居として使用されていたカピタン部屋です。畳の部屋に特徴的な壁紙が貼られ、シャンデリアが飾られた、フォトジェニックな場所なんですよ♪
所要時間は長く見積もっても1時間ほどですね。
14:00~15:00頃 西洋文化が見られる場所『グラバー園』
続いての目的地は、出島から路面電車で約15~20分。幕末期にやって来た外国の貿易商人たちが住んでいた邸宅を移設し、見学できる人気スポット「グラバー園」です。
お洒落な建物が沢山ありますね!
実はここにある「旧グラバー住宅」は、日本最古の木造洋風建築なんです。軍艦島と同じく「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして、世界文化遺産にも登録されているんですよ!
※旧グラバー住宅は2021年12月下旬まで保存修理工事中です。
敷地内にあるレトロ写真館では、たくさんのレトロ衣装からお気に入りの一着を選んで、写真撮影が出来ます。天気が良ければそのまま園内を散策することも可能なんですよ。
ぜひ、旅先ならではの体験をしてみたいですね!
見学の所要時間は体験の有無にもよりますが、1~2時間程です。
恋が叶う!?グラバー園の『ハートストーン』の伝説
ここで、グラバー園にある「ハートストーン」の伝説をご紹介しましょう。
グラバー園には、ハートの形をした敷石が二つあります。実はこの敷石、「触れると恋が叶う」「二つ見つけると良いことがある」などと言われているんです♪
ハートストーンを見つけるヒントは、旧グラバー住宅の方位盤、そしてレストハウスの坂。ざっくりとした場所は、園内でもらえる地図にも記載されていますので、足元を注意深く探してみてくださいね。
ちなみに、地図には記載されていませんが、園内にはハートストーンのプレートも隠されています。二つのハートストーンを見つけたら、ぜひプレートも探してみましょう!
15:30~16:30頃 最後の目的地『大浦天主堂』へ!
グラバー園を出ると、大浦天主堂までは徒歩約1分。現存する国内最古のカトリック教会である大浦天主堂は、中世ヨーロッパ建築を代表する、ゴシック様式で建てられています。
内部では、色とりどりのステンドグラスやマリア像を見ることができますが、教会はカトリック信者たちが大切にしてきた祈りの場。写真撮影や携帯電話の使用は禁止です。雰囲気を損なわないよう、お静かに見学をお願いします。
史跡内の「旧羅典神学校」「旧長崎大司教館」は大浦天主堂キリシタン博物館として開館されていますので、こちらも併せてご覧ください。ゆっくり回っても、所要時間は40~50分程です!
長崎で絶対に買いたいお土産『長崎カステラ』『角煮まんじゅう』
長崎のお土産といえば、長崎カステラですよね!
市内を散策していると、あちこちに老舗のカステラ屋さんがありますよね。
とてもシンプルな材料を使ったお菓子ですが、店によって食感や味わいのバリエーションは様々なんです。お気に入りを見つけてみてくださいね!
また、豚の角煮をまんじゅうの皮で挟んだ角煮まんじゅうも長崎を代表するお土産の一つです。こちらは脂の乗ったとろけるような角煮と、フワフワの皮が絶妙にマッチした一品です。
JR長崎駅や長崎空港にも販売店舗がありますので、帰り際でも購入が可能ですね。
まとめ
今回は世界遺産を含む、長崎市内の観光ルートをご紹介しました。他にも、眼鏡橋や平和公園、稲佐山など、人気の観光スポットが目白押しです!特に稲佐山は長崎市のランドマーク的な存在で、展望台から見る夜景は香港、モナコと共に「世界新三大夜景」にも選ばれるほど。時間に余裕のある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
≪最寄り空港から長崎市への交通アクセス≫
・長崎空港から長崎駅までバスで40分ほど