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【高知】「北川村モネの庭マルモッタン」はモネの感性が息づく庭園
「北川村モネの庭マルモッタン」日本で唯一見られる「モネの庭」
マナさん、フランスのジヴェルニーには画家のモネが晩年を過ごした家があるんですよ。美しい庭園が有名で、人気の観光スポットになっているんですって。わたしもいつか行ってみたいな~♪
それなら日本の高知県にも「モネの庭」をモデルに創られた庭園がありますよ。
高知県にある「北川村モネの庭マルモッタン」は、クロード・モネ財団監修のもとフランスの「モネの庭」の世界観を忠実に再現した庭です。本場以外に「モネの庭」が見られるのは、世界でもここだけなんですよ!
えっ!高知県にある「モネの庭」ですか!?ちょっと想像できませんがとても気になります……
そうですよね~♪では、さっそくモネの庭へLet’s goしてみましょう。
バラのアーチがお出迎え!「花の庭」
ルルさん、北川村モネの庭マルモッタンの園内は「花の庭」「水の庭」「ボルディゲラの庭」の3つの庭があります。まずは「花の庭」から案内しますね!
階段を降りると「花の庭」なんですね。降り注ぐ日の光が心地いい~!ここは、お花畑みたいに色々な花が植えられているんですね♪カラフルな草花に囲まれていると元気が湧いてきます!
「花の庭」では、花壇ごとに違う色の花が植えられているんですよ。
たくさんの種類のお花が咲いているのに庭全体に一体感がありますね。まるで花々の色がパレットのように広がるお庭のようです♪バラのアーチの向こうに見えるあのレンガ色の建物は何ですか?フランスの田舎にありそうな可愛いお家ですね♡
あれはギャラリーショップですよ。モネのアトリエをモチーフにデザインされているんです。
緑色の窓やレンガ色の壁が本物のモネの家そっくり!帰りに立ち寄ってお土産を買おうかな♪
そうしましょうか。では次は「花の庭」が一望できる展望デッキに行ってみましょう。
わぁ~上から眺める庭もまたすてきですね~!花壇の草花が色とりどりのドットみたいでまるでパレットですね♡
「花の庭」では年間を通して四季折々の草花を楽しめます。バラは4月頃に咲き始め5月初旬から下旬に見ごろを迎えます。200種500本のバラが咲き誇り、園内はバラの甘~い香りでいっぱいになりますよ!また6月にはダリアやモネが描いたアガパンサスが見られますよ。
そうなんですね。じゃあ、いろんな季節に足を運んでみたり、モネの絵画と同じ構図を探してみるのも楽しいかも……!
さぁ、次はモネの傑作「睡蓮」が生み出された「水の庭」に行ってみましょう!
水と光が交差する「水の庭」
あのエメラルドグリーンの太鼓橋、「睡蓮の池」に描かれているものと同じですね!
さすがルルさん!スイレンが浮かぶ池にかかる太鼓橋の構図は「睡蓮の池」そのものですよね。
絵画に描かれた風景が目の前に広がっているなんて感動です!モネの作品の世界にトリップした気分♡それにしても、ずいぶんいろんな種類のスイレンがあるんですね。
そうなんです。「水の庭」では「温帯性」と「熱帯性」の2種類のスイレンが見られますよ。
種類によって違いますが、スイレンの見頃は4月下旬~10月上旬です。冬は咲いていないので注意してくださいね。
※12月~2月冬期メンテナンス休園
サラサラと風に揺れる竹の葉音や、水面に浮かぶスイレン……緑がいっぱいの公園にいるみたいでとても癒されますね~
西洋らしい庭園の中に和の趣があるのが「水の庭」の魅力です。フジやヤナギ、サクラ等、日本でもなじみ深い植物が植えられていますよ。
そういえば、夜の「水の庭」もまた格別なんですよ!庭をキャンバスに見立て、光の絵具でペインティングする「モネのナイトキャンバス」というイベントが毎年3回行われています。毎回テーマカラーやオブジェが変るから何回行ってもおもしろいですよ!
地中海の風を感じる「ボルディゲラの庭」
次は「ボルディゲラの庭」を案内しますね!「ボルディゲラの庭」は、モネの作品をヒントに作られた庭なんです。
ところで、「ボルディゲラ」って何ですか?
「ボルディゲラ」はモネが旅した地中海の町です。光と色彩にあふれた美しい「ボルディゲラ」は、モネの作品に大きな影響を与えたようですよ。
なるほど!ここは地中海がコンセプトの庭なんですね!草花の瑞々しさが印象的な「水の庭」とはまた違った感じですね。力強く伸びるヤシの木がダイナミックです!
こちらは地中海付近に映える植物に、ツツジやユズ等の高知の植物を合わせたユニークな庭づくりが特徴です。実は日本庭園の要素も盛り込まれているんですよ。
高知の自然を生かしながら地中海の風情を再現しているんですね!モネの絵画の世界に迷い込んだみたいな感じです♪
ちなみに「ボルディゲラの庭」はここ「北川村モネの庭マルモッタン」のオリジナル。世界でひとつしかないんですよ。
モネのレシピに舌鼓!「カフェ モネの家」
たくさん歩いたらおなかが空いてきましたね。
では、カフェでひと休みしましょうか!こちらの「カフェ モネの家」では、地元北川村の食材をふんだんに使ったメニューが自慢なんですよ。
わぁ~楽しみ~♪そういえばマナさん、モネって料理にも興味があったんですって!いろんな創作料理を作ったり、キッチンのインテリアも自分でコーディネイトしたりしてたらしいですよ。
そうですよね。ここはそんなモネの料理に対する情熱が感じられるカフェなんです。モネのレシピを活かしたメニューやデザートが人気ですよ♪
モネの感性を感じられるお料理をいただけるってぜいたくですよね~!大きな窓からたっぷり日差しが注ぎ込んで開放感も抜群です♡
お天気のいい日にはテラス席もおすすめですよ。北川村の自然が一望できる最高のロケーションです!
パラソルが窓と同じグリーンでかわいい♡さわやかな風が吹き抜けるテラスでランチなんて特別感ありますね!この景色を眺めながらこだわりの料理をいただく……身も心も整えられていく感じがしますね♪
カフェには子ども用のイスの用意もあるので、小さいお子さんがいる家族でもゆったりとくつろげますよ。
ギャラリー・ショップでお土産をゲット
ルルさん、最後はお楽しみのショッピングですよ♪さあ、お土産を買いに行きましょう!
ここは「花の庭」から見えたギャラリーショップですね。吹き抜けになっていて広々としていますね~。天窓からたっぷり日差しが差し込んで、庭とひとつづきの空間にいるみたいです!ここではどんなお土産が買えるんですか?
オリジナルポストカードやモネの作品にちなんだカサ等のグッズがそろっています。また、ユズゼリーやユズジュース等、高知県の特産物も買えますよ。
おしゃれなガーデニンググッズもあるんですね!
園内にあるフラワーハウスで販売している苗を買えば、すぐにガーデニングが始められますよ。気軽に庭づくりにチャレンジできるということでとても人気です!
2階のギャラリースペースでは、「睡蓮」等のモネの名画(複製)が並んでいます。ここでは「モネの庭」の四季折々の姿を写した写真展も開かれていますよ。
まとめ
「北川村モネの庭マルモッタン」は、高知の自然を生かしながら本場の「モネの庭」の世界観を忠実に再現した観光スポットです。「再現度の高さ」だけでなく、オリジナリティが感じられるのも魅力のひとつ。いたるところに散りばめられた「和の情緒」が、ここでしか見られない「モネの庭」を作り出しています。季節や時間によって違う表情を見せてくれる「モネの庭」。そこには一期一会の出会いがきっとあります。「北川村モネの庭マルモッタン」でモネの感性に触れる時間を過ごしてみませんか?
【最寄り空港から施設までの交通アクセス】
高知龍馬空港~のいち駅までタクシーで約10分
のいち駅~『モネの庭』まで電車とバスで約1時間