各施設で臨時休業、時短営業及びサービス内容の変更など実施されている場合がございますので詳しくは公式HPをご確認ください。
【青森】また訪れたくなる場所!奥入瀬渓流と十和田湖の自然の魅力とは?
東北屈指の絶景!『奥入瀬渓流』
青森県十和田市にある「十和田湖」の子ノ口(ねのくち)から焼山までの約14kmに渡って流れる奥入瀬川の渓流。奥入瀬渓流は1936年に十和田八幡平国立公園に指定され、現在では特別名勝及び天然記念物に指定されています。
国から保護されている場所なんですね。
はい、そうです。よく奥入瀬渓流は「千変万化」という言葉で表現されていますが、その言葉の通り自然が作り出すダイナミックかつ美しい姿は、見る人、場所、時間によって様々な姿を見せてくれます。
また、渓流沿いにある遊歩道からは、「奥入瀬渓流」に点在する滝や岩を見ることができ、一年を通して観光客でにぎわいます。
美しすぎる自然を満喫できる場所、それが「奥入瀬渓流」なのですね。
長い年月をかけて作られた自然美『十和田湖』
「十和田湖」は約20万年前の火山活動でできたカルデラ湖(注1)です。一番深いところで水深327mもあり、その大きさは息をのむほどです。
湖を囲む山々とそれを映す鏡のような湖が、信じられないほど静かで美しいですね。
何度も来たくなるよ~と思わずにはいられない程、心落ち着く場所、それが十和田湖なのです。
また、最近では、その神秘的な魅力でパワースポットとしても人気です。
(注1)・・・カルデラとは火山活動でできた凹地のこと
散策する人必見!奥入瀬渓流の見どころをご紹介
十和田湖の子ノ口から焼山までを散策するにあたって、たくさんの景勝地があります。外国人観光客の中で人気の3つのスポットを紹介します。
まず一つ目は子ノ口から出発して、ちょうど散策ルートの真ん中に来た頃に見える「雲井の滝」。奥入瀬川から3段になって水が勢いよく流れ落ちてきます。高さは20mほどあるそうです。その流れの速さで岩が浸食していく速度も他の滝と比べると速いのだとか!足元に気を付けて近くで滝を見てみてください。
マイナスイオン浴び放題ですね。
雲井の滝からすぐの所にある「阿修羅の流れ」は、奥入瀬渓流を代表する眺めです。特に外国人観光客の一番人気の高いスポットです。
こちらは知っています。リーフレットやポスターなどで使用される機会も多く認知度はとても高い場所ですよね。
はい。岩と岩を流れる水の速さ、岩に生える苔の緑、それを囲む木々!そのすべてが力強く美しいんです。時間がない方も「阿修羅の流れ」は是非みてほしいですね。
ただ、絵を描く人や写真を撮る人も多く、他の景勝地より混雑するかもです。
できれば平日に行ってゆっくり過ごしたいですね♪
続いては「石ヶ戸(いしげど)」。石ヶ戸とはこの地域の方言で石の小屋という意味です。その名の通り大きな岩が巨木に支えられて石小屋のようになっています。
不思議な感じですね~。
そうなんです。こちらも是非写真に収めたい一枚ですよね。
あと、石ヶ戸は休憩所があります。奥入瀬渓流唯一の売店があるので多くの方が利用されています。軽食コーナーもあり、散策の休憩には是非立ち寄ってください。
2つの向かい合った女性『乙女の像』
十和田湖国立公園指定15周年を記念して建てられた「乙女の像」。この像を見ることが目的の人もいるほど有名な像です。作者は湖に映る自分を見て、何か深まっていくものを感じ、それでわざと同じものを向かい合わせるように作ったのだとか。自分自身を見つめ合うかのような像は、見れば見るほどいろいろな解釈が生まれてきますよね。
奥入瀬渓流の景勝地の一つ『銚子大滝』で写真を撮ろう!
奥入瀬渓流の景勝地の中でもSNS映えするのは、ここ「銚子大滝」です。高さ7m、幅20mから流れる落ちる水の量と音は、五感がしびれるほど豪快ですね!十和田湖へ魚が戻っていくのを妨げるかのようなこの滝は、魚止の滝とも呼ばれているそうです。どの季節に行っても趣のある滝はインスタ映え間違いなし。是非お気に入りの一枚を撮ってください。
瞰湖台(かんこだい)から見た十和田湖は○○だった!
知る人ぞ知る展望台「瞰湖台(かんこだい)」。ここから、十和田湖の御倉(おぐら)半島と中山半島に挟まれた中湖を一望することができます。湖の側から見る景色とはまた違った美しい姿が目の前にドドーンと現れます。
大きすぎてどこからどこまでを写真に収めたらいいか分からなくなるほどですね。
天気のいい日は本当に清々しい気持ちにさせてくれます!車で来たときは是非立ち寄ってみてください。
歴史ある十和田神社で占いはどうですか?
十和田神社は水神信仰の象徴とされ、とても歴史の古い神社です。実は吉凶を占う場所があるので、参拝の後に占う人が多いんです。宮司が神前に供えて祈念した「おより紙」(注1)を使って吉凶を占います。
占い方はシンプルです。まず、おより紙に願いを込めます。
念じて~念じて~。
お次は、その紙をより、それを水に投げ入れます。
念じて~念じて~。
願いが叶う時はスッと沈み、叶わない時は浮いたまま流される・・・というものです。
(注1)おより紙とは、神への願いを込めたもの
(注2)よりとは、紙をひねってひも状にしたもの
旅の思い出として是非試してみて下さい。
ちなみに投げ入れる場所は限定されているので確認してくださいね。
日本一大きいブナの巨木
十和田湖から東北に進んだところに、日本一大きなブナの木があります。幹の太さは約6m、推定樹齢400年で現在も成長中。この木はアイヌ語で「ニドムカムイ」と呼ばれています。「豊かな森の神」という意味です。3本に分かれた幹には神が宿ると言われ、その名の通り森の神として存在し続けています。
自然の神秘を感じられる場所ですね。
ただ、熊が出没することもあるそうなので注意してくださいね。
お土産とグルメは、道の駅「奥入瀬」奥入瀬ろまんパークへ!
奥入瀬渓流から国道102号線を東に進んだところにある、道の駅「奥入瀬」奥入瀬ろまんパーク。レストランや物産館などがあり、奥入瀬のお土産やグルメが楽しめます。また、芝生のある公園ではゆっくり休むことができ、併設されている野外ステージではイベントを楽しむこともできますよ!
旅の休憩場所として最適な場所ですね。
はい。350台も駐車できる駐車場があるのもうれしいところですよね。
ご当地グルメの十和田バラ焼きを食べよう♪
十和田市の飲食店でよく見かける料理「十和田バラ焼き」ですね。
はい。牛バラ肉とスライスした大量の玉ねぎを鉄板で焼くだけのシンプルな料理ですが、しょうゆベースの甘辛いタレはご飯にもビールにもぴったりです。
丼にして黄身を乗っけて食べても美味しそう~。卵かけご飯の上に乗っけて食べてもいいかも!
間違いありませんよ。マナさん、とにかく一度ご賞味してみてください。
十和田マリンブルーの『アップルパイ』
十和田湖畔沿いにあるカフェ「十和田マリンブルー」。本館の十和田湖レイクホテルの厨房で作られているアップルパイはお店自慢のスイーツです。
リンゴがすごいですね。
はい。商品が出来上がるまでに何度も試行錯誤をして、多い時で3日で90個ものアップルパイを焼いたのだとか!シナモンを入れてないタイプのアップルパイは優しい味わいで、大き目のリンゴが決め手です。ただし、冬季は休業になるのでご注意くださいね。
口当たりさっぱり!アカシアのはちみつ
十和田湖樹海ライン沿いのアカシアの花は6月に一斉に咲き始めます。
この時期になると、この辺一帯がほのかにアカシアの花の匂いがするみたいですね。
アカシアのはちみつは、癖がなくあっさりとした口当たり。お菓子作りにはもちろん、料理にも幅広く活躍してくれます。また、透明に光ったはちみつはお土産品にも最高ですよ。
十和田湖でカヌー体験!
こちらは、カナディアンカヌーに乗って十和田湖を間近に感じられる体験です。
水面から見る十和田湖の景色はまた違った美しさがありますね。
カヌーでなければ行けない場所もあるので、より十和田湖を満喫できる体験です。ガイドさんの説明を聞きながら、動植物の観察に集中できるので、訪れるたびに体験する人も多いのだとか。
夜も楽しめる☆奥入瀬ナイトツアー
冬季限定となりますが、バスに乗って氷瀑(ひょうばく)や氷柱(つらら)を見ることができるツアーがあります。
専用のライトで照らされた氷瀑はまさに幻想的ですよね。
昼間とは全く違った奥入瀬はまるで銀世界。時間が止まっているかのような美しい景色は寒さを忘れるほどです。
冬に行くなら絶対におすすめのツアーですね。
ちなみに、奥入瀬渓流氷瀑ツアーの料金は大人3,000円、こども1,500円ですよ。
観光に役立つ情報
十和田湖の観光案内はもちろん、十和田湖の歴史に携わった人々のことが学べる施設「十和田湖観光交流センター ぷらっと」。各種観光案内はもちろん、休憩スペースや無料Wi-Fiもあるので、ぷらっと立ち寄ってみて下さい。この辺りは眺めの良い場所なので、写真撮影にもGoodです!
≪最寄り空港から十和田湖・奥入瀬への交通アクセス≫
・青森空港から奥入瀬渓流までバスで3時間20分ほど(乗り換えあり)