【青森】ガイドネイチャーズタイムで八甲田山の樹氷ツアーに参加！

ルルさん、「樹氷」を知っていますか？

ちょっと違いますね。木が雪に覆われてこんもりとなり、その見た目から「スノーモンスター」と呼ばれているんですよ。

いえいえ、ちっとも怖くないですよ。むしろ、冬にだけ見られる、世界でも希少な光景です。

東北を中心に、国内にいくつか樹氷スポットがありますが、今回は青森県青森市の南側にある「八甲田山」の樹氷を見にいきましょう！

「樹氷」は、空気中の冷えた水滴が針葉樹の枝や葉に付着し、さらに吹雪などで雪もくっついて、それらがかたく固まりながらどんどん大きく成長してできるものです。

はい。「スノーモンスター」のほかに、「アイスモンスター」や「ホワイトモンスター」とも呼ばれます。大きいもので5mにもなるそうですよ。

いいえ。樹氷は、雪が降る量や樹木の種類、気圧配置など、さまざまな条件が重なってできるもので、世界的にとても珍しいんです。日本の数箇所と、ドイツにあるシュヴァルツヴァルト（黒い森）でしか見られないと言われていますよ。

それなら、樹氷の中を歩く「八甲田山・樹氷ツアー」に参加しましょうか！

ガイドネイチャーズタイムは、東北の山々をガイドし自然の素晴らしさを伝える、さまざまなプログラムを行うチームです。今回は、ガイドネイチャーズタイムの「スノーシューで見たい！行きたい！八甲田山・樹氷ツアー！」に参加しますよ。

雪山は冷えますから、防寒具が必須ですね。

基本的にはグローブ（手袋）、帽子、ゴーグルやサングラス、ネックウォーマーなどの防寒具、スキーウェアかアウトドアウェア、スノーブーツ、昼食も必要ですよ。

ゴーグルやウェアなどレンタルできるものもあるので、予約するときに一緒に依頼しましょう。

集合場所は、八甲田山ロープウェイの山麓駅です。まずは、ロープウェイに乗って山頂へ向かいますよ。スノーシューは、山頂駅に着いてから装着しましょう。

雪化粧された山は美しいですよね。

山頂駅に到着です！これから2時間半～3時間ほど雪の中を歩きますから、トイレに行っておきましょう。続いて、スノーシューを装着します。

柔らかい雪の上を歩こうとすると、足が雪にずぼっと埋まってしまうんです。そこで、足の裏よりも一回り大きいスノーシューを装着すると、雪と接する面積が増えて体重が分散され、雪に埋まりにくくなるんですよ。

その通りです。さあ、準備ができたら、いよいよ樹氷トレッキングのスタートですよ。

木が立っている場所や風の吹き方で雪のつき方や固まり方が違うため、一つとして同じものはありません。ガイドさんが、樹氷や森、青森県について教えてくれるので、新たな発見が満載です。

写真や動画の撮影もOKですよ。ここでしか撮れない写真をたくさん撮りましょう！

風が弱まっているところまで下山したら、平坦な場所を見つけてランチタイムです。

ランチを終えたら樹氷トレッキング再開です。ゴールはもうすぐですよー！

そうですね、迫力がありましたね。

あっ、山麓駅が見えてきましたよ。ルルさん、お疲れ様でした！

ガイドネイチャーズタイムではほかにもたくさんのツアーを開催しています。4つのジャンル「トレッキングツアー」「登山」「体験」「バックカントリーツアー」から、さまざまなツアーを選べます。

そうですね。「トレッキングツアー」や「登山」では、青森の景勝地である「奥入瀬渓流」「種差海岸」のトレッキング、東北の山々の登山など、自然を存分に感じる体験ができます。

木工体験や釣り体験などができますよ。道具をすべてレンタルして行うキャンプ体験など、手ぶらで参加できるツアーも豊富です。

八甲田山・樹氷ツアーは安全性などの観点から子どもが参加できませんが、「体験」ジャンルでは子どもから大人まで家族一緒に楽しめるプランがたくさんあります。

そうですね。少なくて1～2時間、多くて3～4時間ほど雪山を登るので大変ですが、自分の足で登ってふかふかの雪を滑り降りてくるのは爽快ですよ。

八甲田山の樹氷スポットの南側には、強酸性のお湯が特徴の「酸ヶ湯温泉」があります。

療養に適した温泉とされているので、ぜひツアーの疲れを癒していきましょう。