【岩手】歴史公園えさし藤原の郷は平安文化に触れられるテーマパーク

雪国ならではの趣ある風景やご当地グルメが人気を集めていますよね。
そうそう、岩手県を訪れる外国人観光客の約7割が台湾人らしいですよ！

花巻温泉や中尊寺等、定番の観光スポットもいいですが、私のいちおしは『歴史公園えさし藤原の郷』ですね！『歴史公園えさし藤原の郷』は、平安時代の歴史と文化が体験できるテーマパークです。平安貴族の衣装を着られる等、珍しい体験ができますよ。

まずはパーク内を散策してみましょう♪約20ヘクタールの広大な敷地には、平安時代の貴族や武士のお屋敷を忠実に再現した建物が120棟も点在しています。

ちなみにここはドラマや映画のロケ地としても有名で「ロケ資料館」ではロケの様子や最新のロケ情報等が紹介されています。

『歴史公園えさし藤原の郷』では、日本の四季を代表する草花がたくさん見られます。太鼓橋の下に広がるスイレンや、満開の桜を背にしたお屋敷等、建造物と自然の調和は息をのむ美しさですよ。

春（4月中旬から5月上旬）と秋（10月中旬から11月上旬）に行われるライトアップイベントも必見です！園内が色とりどりのライトやプロジェクションマッピングで彩られ、あたりは幻想的な雰囲気に包まれますし、夏に行われるホタル観賞会も人気ですよ。

寝殿造りを再現した「伽羅御所」ですよ。寝殿造りとは平安時代の位の高い貴族が住むお屋敷のことです。実は寝殿造を再現したものが見られるのはここだけなんですよ！

こちらは10円玉硬貨に描かれている「平等院鳳凰堂」を模して造られたとされる「無量光院」を再現した建物です。本物は既に消失していて平泉に跡地のみが残されているんです。

そうです！あの平泉の「金色堂」です。ここ『歴史公園えさし藤原の郷』の「金色堂」は、創建当時を想定して覆堂のないかたちで再現されているんですよ。

パーク内はどこを切り取ってもフォトジェニックですよね。フォトジェニックといえば、トリックアートが楽しめるスポットもあるんですよ！「トリックアート平安の館」は、平安時代をテーマにした世界初のトリックアートのアトラクションです。

こんな風に躍動感あふれるトリックアートもありますよ！

同じトリックアートでもポーズによって違う雰囲気の写真が撮れるのがおもしろいですよね！

ベストショットが撮れたら「トリックアート平安の館オモシロ写真コンテスト」に応募してみてください。入賞作品は公式サイトにアップされますよ！

平安貴族になりきれる着付け体験（有料）も人気ですよ！平安時代のお姫様が着る十二単（じゅうにひとえ）や、男性の正装である束帯（そくたい）、子ども用の衣装もあるので家族みんなで楽しめますよ。ルルさんもどうですか？

有料でプロのメイクや写真撮影等のオプションも追加できますよ。プランによっては衣装を着たままパーク内を散策することもできます。

着付け体験は事前に公式サイトの予約フォームから予約してくださいね。

では、次は平安時代の武士になりきってみませんか？

ここではデジタルを駆使した珍しい弓矢体験ができるんです。「俵藤太（たわらのとうた）ムカデ退治」と「那須与一（なすのよいち）扇の的」の２種類のバージョンで遊べますよ。

矢がデジタルの的に命中すると映像が動いて効果音が鳴ります！大人もつい夢中になっちゃいますよね♪これは海外の方や子どもにも大好評なんですよ。

ハマグリ絵付体験はどうでしょう？貝合わせ（平安時代から伝わる日本の伝統的な遊び）に使うハマグリの貝殻に好きな絵を描いてオリジナルの一品を作ります。

室内でできるアクティビティは他にもありますよ。たとえば、写経体験なんていかがでしょう？

金字と銀字で写経ができるのはここだけです。飾りたくなるゴージャスな作品が作れますよ。

パーク内にある「お休み処えさし藤原の郷」では『歴史公園えさし藤原の郷』のオリジナルグッズや岩手県の名産等バラエティ豊かなお土産がそろっています。レストランも併設されているから食事のついでにショッピングも楽しめて便利ですよ。

特別感のあるお土産を買いたい人には地酒もオススメですよ。

地元の酒蔵のものはもちろん、岩手の銘酒等「ここだけの味」が手に入りますよ。

これらは、古くから岩手県奥州市江刺で作られている岩谷堂箪笥と呼ばれるたんすです。ここでは岩谷堂箪笥がお得に買える入札販売コーナーも設けられているんですよ。

売店は閉園時間の17時まで開いているので、帰りに立ち寄る際にも便利ですよ。