
【秋田】男鹿水族館GAOで秋田の海を学びながら楽しむ方法
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世界の魚と秋田の海を楽しめる男鹿水族館GAO

マナさん、今日の旅行の目的地はどこですか?



日本の北側、秋田県の男鹿半島に位置する男鹿水族館GAOに向かっています!





やったー!私、海の生き物って大好きなんですよね…魚たちがすいすい泳ぐ姿や、アザラシなどの海獣が飼育員さんたちと仲良くしている姿を見ると癒されますよね~♪



それ、わかります。男鹿水族館GAOは3階建てで、見どころがたっぷりあると評判の水族館です。ルルさんの大好きなアザラシや、大水槽で様々な種類の生き物達が見られますよ!



素敵ですね!!



さらに、男鹿水族館GAOは地域に根付いた展示が特徴で、見るだけではなく、地元の漁や食文化についても学べる……あっ!間もなく到着ですよ。
男鹿の海大水槽がお出迎え!!





さあ、さっそく男鹿水族館GAOに入場しましょう。まずは男鹿の海大水槽が私たちをお出迎えしてくれますよ。



わぁ〜!!! すごく大きくて深い水槽ですね!



そうなんです。この大水槽は、高さ8m、幅15m、奥行きが10mで、水量がなんと約800トンもあるんですよ。



どおりで…





こちらの大水槽では、地元・男鹿の海が再現されていて、春から秋にかけて、男鹿の海で見られる魚たちが展示されているんですよ。マダイ、シマフグ、シマアジ、ホシエイなどが悠々と泳いでいますね。



はい……すごい数の魚ですが、一体この水槽には何種類くらいの魚がいるのでしょうか?



約40種、数にして2000匹の魚がいるみたいですよ。



すごい!なんだか海底を歩いているような気分になってきました……♪



何時間でも見ていられますよね。





あっ!ウミガメもいる〜♡ゆっくり気持ちよさそうに泳いでるな~



そうですね。ではそろそろ次へいきましょうか。
サンゴ礁の生き物がたくさん!





大水槽を見たあとは、様々な海水魚を展示するコーナーや、秋田の森や川でくらす淡水魚のコーナーが続き、そこをすぎると3階には国内外のサンゴ礁などの暖かい海に生息する魚たちのコーナーがあります。



サンゴ礁ってすごく綺麗ですよね!どんな魚たちが見られるのかな……♪



サンゴ礁と生きもののコーナーでは、砂の上や珊瑚の隙間を滑るように泳ぐサンゴトラザメや、砂からにゅっと顔を出す姿が可愛いチンアナゴが見られますよ。





ん?不思議な模様をしている魚がいますよ。



この魚はバイオリンのような見た目が名前の由来となった「サザンフィドラーレイ(fiddle=バイオリン)」です。



なるほど、頭のほうはエイにも似ているけど、エイじゃないですか?



正解!オーストラリア近海にしか分布しないエイの仲間です。





では、このゆっくり泳いでいる魚はなんでしょうか?



この魚は「メガネモチノウオ」と言って、目の後ろにメガネのような線が入っていることからこの名前を付けられました。ちなみに、成長に伴って大きくなる頭のコブが軍帽のように見えることから、別名「ナポレオンフィッシュ」とも呼ばれています。



面白い特徴がたくさんありますね。



そうなんです。しかも、自然界だと2mもの大きさになることもあるようですよ。男鹿水族館GAOでたくさんの魚について学ぶことができましたね!



はい!世界の有名な魚や海獣だけでなく、もっと身近に生息している魚についても沢山学べて楽しかったです♪
ホッキョクグマに出会える



次は、お待ちかねのホッキョクグマの展示場ですよ。



そういえば、水族館でホッキョクグマって珍しくないですか?



そうなんです。全国18の施設でホッキョクグマは飼育されていますが、その内水族館は2施設だけです。





わぁ!ホッキョクグマだ!とても大きいですね……



男鹿水族館GAOではオスの「豪太」とメスの「ユキ」の2頭のホッキョクグマが暮らしています。メスのユキは心の優しいホッキョクグマで、豪太は国内では最大級と言われています。





迫力があってかっこいいですね……



実は、絶滅が危惧されているホッキョクグマは国内の動物園や水族館での飼育頭数も年々減っているのですが、男鹿水族館GAOは繁殖に積極的に取り込んでいるんですよ。
県魚!ハタハタ博物館





さあ、次は秋田県の魚について学びに行ってみましょう。



秋田県はどんな魚が有名なんですか?



ハタハタという魚が有名で、県魚にも指定されています。



ハタハタって、わたし聴いたことがあります。





秋田名物のハタハタは、水深250mに棲む深海魚です。



え!? 深海魚なんですか?



そうなんですよ!普段は海の深いところに住んでいて、毎年冬になると産卵のために秋田沿岸を訪れるんです。



へぇ~そうだったんですね。





男鹿水族館GAOでは、ハタハタの生態をよく観察できますよ。この水槽を見てください。



わ!ハタハタってこんなに可愛い姿だったんですねー!?あれ、砂に入っているんですか。



そうなんです。ハタハタは砂に潜る習性があるそうで、ここでは実際に砂に潜る姿を見ることができます。そのため、英名ではJapanese sand fishと表記されます。



なんだかぬいぐるみみたいで、ひょこひょこと体を振って砂に潜ろうとしてる姿が可愛いですね。





ぬいぐるみといえば、男鹿水族館のミュージアムショップでは実際にハタハタのぬいぐるみが販売されているようですよ!



ホントですか!秋田旅行のお土産に、何個か買って帰ろ~っと♪
アザラシ・アシカの餌やりを間近で見る





さあ次は「ひれあし‘s館」と言って、ゴマフアザラシとカリフォルニアアシカが暮らす施設ですよ。



わわっ♡特技を披露してる。すごいっ!運動神経がいいですね〜♡



そういえば、11時20分と15時20分からはアザラシとアシカのエサの時間が始まりますね。



おっ!グッドタイミング!ちょうど見られそうですね♪



そうですね。すぐ目の前でアザラシやアシカのご飯タイムを見られるなんて貴重な体験ですよね。





わあ~アザラシたちが目の前で魚を頬張る姿は、臨場感に溢れていますね……



エサやりが終わった後も残っていると、そのままトレーニングをする姿も見られるみたいですよ。



そうなんですか!?アシカやアザラシがトレーニングしている姿なんて見たことがなかったので、トレーニングも見ていきましょうよ。





そうですね!ちなみにこれは、歯磨きをしているところです。



おとなしいんですね♡



実はアシカの口を開けるトレーニングをすることで徐々に馴らしていっているみたいですよ。
海を眺めるレストランでランチ





たくさん歩いたから、お腹がすいてきましたね。マナさん、どこかランチができる場所はありますか?



はい、それでは男鹿の海を一望できるレストラン「フルット」に行きましょう。





わ~♪美しい景色を眺めながらのランチなんて素敵ですね~



おすすめは「ギバサラーメン」です。「ギバサ」という海藻は粘りが特徴で秋田では昔からよく食べられています。



うぅ~ん、磯の風味を感じられる塩ラーメンですね。これはおいしいですね~♪



メニューは定期的に変更になるので、訪れる前には男鹿水族館GAOの公式HPで確認してくださいね。
オリジナルグッズを買おう!





マナさん最後は、今日の思い出にお土産を買いたいのですが……



それでは、「ミュージアムショップ」に行きましょう!人気のホッキョクグマグッズやGAOだけのオリジナルグッズ、秋田・男鹿の特産品など多数取り揃えていますよ。







かわいいだけでなく実用性もある商品がたくさんありますね~





ハタハタのペンケースも人気ですよ。



触り心地がいいですね。じゃあ、ハタハタのぬいぐるみとペンケースにしよ~っと!今日はたくさんの生き物に癒されて大満足できましたね♪
まとめ


水族館で人気のアザラシやアシカの展示はもちろん、男鹿の海を再現した大水槽は大迫力で大変好評です。水族館を楽しんだ後はミュージアムショップで人気のホッキョクグマグッズやGAOだけのオリジナルグッズ、秋田・男鹿の特産品などを購入することもでき、男鹿の海を一望できるレストランもあります。地元民だけでなく、観光客からも愛される秋田の水族館、男鹿水族館GAOに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
【最寄り空港から男鹿水族館までの交通アクセス】
秋田空港~男鹿水族館GAOまで秋田エアポートライナーで約2時間
または秋田空港~秋田駅までバスで約40分
秋田駅~JR男鹿駅まで電車で約1時間
JR男鹿駅~男鹿水族館GAOまで男鹿半島あいのりタクシー「なまはげシャトル」で約1時間