樹氷だけじゃない!一年通して楽しめる『白石蔵王』


樹氷で有名な白石蔵王って知っていますか?

知っています。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は樹氷…宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰を中心に、豊かな自然溢れる白石蔵王が魅力いっぱいです。

壮大な景色を楽しむなら、レンタカーを借りてドライブに行ってみたいですね!

蔵王を代表する観光スポット・御釜や、かわいい動物たちがいる蔵王酪農センターへのアクセスも、車があると楽ちんですよね♪

旅のステイ、休憩は遠刈田温泉へ。身体の芯から温まって、疲れを癒すことができますよ。それでは紹介していきましょう。
ドライブはここからスタート!『蔵王エコーライン』


宮城県と山形県に連なる蔵王連峰を横断する「蔵王エコーライン」は、冬季(11月頃から4月下旬)は閉鎖されていますが、春になると見られる「雪の回廊」が、かなり有名ですよね。

この雪の回廊、写真で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?



遠刈田温泉から車を10分程走らせると、蔵王エコーラインの途中に、超絶景ポイント「滝見台」があります。蔵王の山中には不動滝、三階滝、地蔵滝の三つの滝がありますが、それらを一望することが出来るのがこのポイント。

紅葉の時期は特に美しさが増し、その眺望を求めて多くの観光客が訪れますよね。
色が変わる湖!?蔵王連峰の『御釜』



蔵王エコーラインを抜け、蔵王ハイラインに入ると、その先には蔵王ナンバーワン観光スポットである火口湖・御釜(おかま)が!

エメラルドグリーンの美しい湖は、季節や時間、天候によって水の色が変化することから、五色湖(ごしきこ)とも呼ばれているんですよね。

御釜があるのは蔵王連峰の中央部。最も標高の高いエリアにあるので、地上との寒暖差にご注意ください!
ふわふわな動物たちとふれあえる癒しスポット『蔵王ハートランド』


旅の道中「癒し」が欲しくなったら、蔵王酪農センターへ!

蔵王酪農センター敷地内にある蔵王ハートランドのふれあい広場では、放し飼いにされている羊やヤギと自由にふれあうことができるんですよ。


動物たちは人に慣れているので、小さな子どもでも安心!餌をあげたり優しく撫でたりしながら、動物たちとの仲を深めてくださいね。

敷地内は自由に写真撮影が可能。仲良くなった動物たちと寄り添って、記念写真を撮ることもできますよ。
温泉街に突如現る南国!?【ZAO BOO】



古風な遠刈田温泉街に突如現る、ハワイアンな雰囲気が漂うレストラン、それがZAO BOO。

ハワイアン?ですか。

こちらでは、驚きのビッグサイズのハンバーガーを食べることができるんですよ。県内の食材にこだわって作られるハンバーガーはどれも絶品!

ビッグですね。

一番人気は、ジューシーなパテと新鮮なシャキシャキ野菜が美味しい「ZAOBOOバーガー」です。白石蔵王でハワイアンな雰囲気を味わってみてくださいね!
素麺…?いえいえ、『白石温麺』です


宮城のご当地グルメといえば牛たんやずんだが有名ですが、蔵王に来たら白石温麺(うーめん)を食べましょう!

うーめん?

白くて細い麺は素麺にもよく似ていますが、実は全然違うもの。素麺よりも麺が短く、長さはなんと10cm以下!さらに、素麺より少し太麺なのが特徴です。


元々この料理は、胃病を患う父親を想う息子が生み出したものなんだそう。

油を一切使わず麺を伸ばすので、とってもヘルシーで胃にも優しいんですよ。「温麺」とはいうものの、温でも冷でも美味しく頂けるうーめん。

体に優しいですね。

素朴でほっこりする一品、ぜひ味わってみてくださいね!
幾多の歴史の舞台となった『白石城』は、桜の名所!


日本の戦国武将・伊達政宗の右腕といわれた片倉小十郎の居城であった白石城。明治時代に一度消失していますが、現在は原型に近い形で復元されています。

幾多の歴史の舞台となってきたこの場所は、200本以上もの桜が咲き誇る桜の名所!

白石城と桜はキレイですね。

春の蔵王旅行なら、マストで訪れたい場所の一つです。
ズラッと並ぶこけしの数々『みやぎ蔵王こけし館』


こけし発祥の地ともいわれる遠刈田温泉には、みやぎ蔵王こけし館があります。こちらで展示されているこけしの数は、なんと世界一!

世界一!!どれくらい展示されているんですか?

およそ5,000点ものこけしや木地玩具が展示されているんですよ。


ズラッと並ぶこけしは全部違う顔、形、模様…同じこけしでも、こんなに違うんだ!と、きっとあなたも驚くはず。ワークショップコーナーでは絵付け体験もできますので、オリジナルのこけしを作ってみましょう!

こけしの多さにびっくりしました。是非オリジナルを作ってみたいです!
黒い皮の正体は一体…?『足軽まんじゅう』


白石銘菓・足軽まんじゅう。黒い皮は一見黒糖まんじゅうのようですが、実はこの色の正体は秘伝の醤油だれ。饅頭なのにちょっと甘辛な、醤油風味の皮が特徴です。

サイズ感も絶妙なこちら、小腹が空いたときのおやつにぴったりです!

値段も手頃なのでお土産にも良いですね!
冬の蔵王なら…やっぱりウィンタースポーツは外せない!


冬のアクティビティなら、やっぱりスキー・スノーボードは外せませんよね!積雪量の多い蔵王は、上質なパウダースノーを求めて、全国からスキーヤー・スノーボーダーが集う人気のエリアです。

様々な特色のスキー場がありますので、初級者から上級者まで楽しむことができますね。

非圧雪のさらふわな雪が楽しめるスキー場や、ファミリーで楽しめるようななだらかなスキー場など、目的に合わせて行き先をチョイスしましょう!
『樹氷』を見ずして帰るべからず



冬の時期に蔵王に行くなら、樹氷を見ずして帰れません。別の名をスノーモンスターという樹氷は、自然の生み出す芸術作品!

樹氷を見るには、マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわスノーパークから雪上車に乗車します。こちらは専属ガイド付きのツアーで、完全予約制です。

現地は想像以上に寒いので、防寒着をご準備くださいね!
観光に役立つ情報


JR白石蔵王駅付近には、ニッポンレンタカーと駅レンタカー東日本のショップがあり、レンタカーを借りることができます。

また、JR仙台駅前、仙台空港にもレンタカーのショップがあるので、仙台に着いたらすぐにレンタカーを借りて、白石蔵王へ向かうこともできますよ。

料金は車のサイズにもよりますが、小さいものだと24時間5,000円前後から、大きいものだと24時間8,000円前後からレンタルすることができます。
まとめ

蔵王町観光物産協会ウェブサイトは、日本語、英語の2つの言語に対応。観光地情報の他、おすすめプランの提案や宿泊施設情報も掲載されているので、旅の事前準備に要チェック。しろいし観光ナビウェブサイトは繁体字を含む6つの言語に対応しているので、日本語に不安のある方はこちらも併せてチェックしてみてくださいね。
≪最寄り空港から白石蔵王への交通アクセス≫
・仙台空港から白石蔵王駅まで電車で53分ほど