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【富山】絶景スポットの宝庫『富山』
富山ってどんなところ?
三方を山々に囲まれ、富山湾側には平野が広がる自然豊かな「富山」は「立山黒部アルペンルート」や「黒部ダム」をはじめとした絶景スポットや伝統文化が息づく街並み、温泉地など見どころが満載なんですよ!
エリアによって異なる魅力があるんですね。
そうなんです。富山は2015年に北陸新幹線が開通したことで、より気軽に行けるエリアとなりました。今回は初めての方にもおすすめの観光スポットを厳選してご紹介しますね。
大自然広がる『立山黒部アルペンルート』
「立山黒部アルペンルート」は、標高3,000m級の北アルプスを横断する世界有数の山岳観光ルート。富山県側の「立山駅」から長野県側の「扇沢駅」まで、ケーブルカーやロープウェイなどを乗り継いで、気軽に雄大な大自然を満喫できます。
絶景を楽しめるんですね!必見スポットを教えてほしいです。
まずは「黒部ダム」ですね。黒部峡谷に作られた日本最大のアーチ式ダムで、高さ186mと日本一を誇ります。ダムえん堤を歩くこともでき、上から放水の様子を眺めることもできますよ。
大迫力ですね!豪快に流れ落ちる様子は圧巻です。
次は「みくりが池」。約1万年前の噴火によってできた火山湖です。湖面に映る北アルプスの峰々は、撮影スポットとしてとても人気です。運が良いと、特別天然記念物の雷鳥と出会えることもありますよ。
す、すごい!まるで絵画のような景色ですね。
3つ目は、大観峰と黒部平の約1700mを7分程で結ぶ「立山ロープウェイ」。360度の大パノラマが広がります。特に、秋は色鮮やかな紅葉を楽しめますよ。
色とりどりの紅葉がとてもきれいですね♪
季節ごとにさまざまな姿で楽しませてくれそう。
世界遺産『五箇山合掌造り集落』
こちらの「五箇山(ごかやま)」は、庄川流域にある山村地帯。相倉(あいのくら)集落と菅沼集落の2つの合掌造り集落が世界遺産に登録されています。
昔話に出てくるようなのどかで美しい風景ですね。
そういえばマナさん、合掌造りってどんな特徴があるのでしょうか?
合掌造りとは、手のひらを合わせたような急勾配の大きな茅葺き屋根を特徴とした住居です。降り積もった雪が自然に落下するよう、また雪下ろしが楽にできるようにこのような形になっているんですよ。
へぇ~豪雪地帯の気候や生活に合わせて、作られているんですね。
さらに見学をするだけでなく、宿泊できる合掌造りもあります。きっと昔ながらの伝統を体感できますよ。
海のロマンを感じられる『海王丸パーク』
次にご紹介するのは「海王丸パーク」。年間100万人が訪れる県内屈指の観光スポットです。こちらでは、海の貴婦人の呼び名で親しまれている「帆船海王丸」が、現役当時の姿のまま公開されていて、夜にはライトアップもされるんですよ。
とても優美な姿ですね。
そうですよね。さらに「帆船海王丸」が2月14 日に進水したことから、バレンタインデーにちなんで「恋人の聖地」にも選定されているんですよ。
「幸せのパワースポット」としても親しまれているんですね♡
フォトスポットもあって、いい記念になりそう~♪
パーク内はほかにも、富山湾や立山連峰などを一望できる「展望広場」や野鳥園「海王バードパーク」、世界各国の帆船模型を展示している「日本海交流センター」などがあり、いろいろな楽しみ方ができますよ。
友人やカップル、家族とも楽しめるスポットなんですね!
ガラスの街とやま『富山市ガラス美術館』
こちらの「富山市ガラス美術館」は、複合施設「TOYAMAキラリ」内にある現代ガラスアートを中心に展示する美術館です。ガラスの街づくりの一環として、国内外に現代ガラスアートが持つ魅力と可能性を発信しています。
キラキラとして、とても印象的な外観ですね!
館内は立山連峰をイメージしており御影石、ガラス、アルミと異なる素材を組み合わせて作られているんですよ。屋内は、富山県産材のルーバー(羽板)を活用した開放的な空間となっています。
こちらは木のぬくもりを感じられていいですね。
ところで、なぜ富山は「ガラスの街」なんでしょうか?
もともと富山は300年以上前から薬の製造が盛んで、その周辺産業としてガラスの薬瓶の製造も行われ、明治・大正時代には全国のトップシェアを誇っていました。
そのような歴史的背景もあり、1985年に富山市で「ガラスの街とやま」の取り組みがスタートしたんですよ。
へぇ~そのような歴史があったのですね!
施設内にはミュージアムショップや図書館、カフェが併設されています。ぜひ一度足を運んでみてください。
老舗企業の職人技を体感!『能作』
富山県高岡は、加賀前田家2代当主・前田利長によって開かれた城下町です。鋳物や漆器などの伝統工芸が400年にもわたり受け継がれている「ものづくりの町」でもあるんですよ。
1916年創業の「能作(のうさく)」は、国内外問わず高い評価を得ている鋳物メーカー。本社工場では、ガラス越しに工場見学や、生型鋳造法と呼ばれる伝統技法を用いた鋳物製作体験ができるんですよ。
職人さんたちの技を実際に見られるんですね。
世界に一つだけの作品も作れて、いい記念になりますね。
そのほかにも、地元食材を使用した食事を能作の錫100%製の器で楽しめるカフェやそこでしか買えない限定品も取り揃えているショップ、独自に編集した観光案内スペースも併設しています。
地域の魅力も知ることができて、一日中楽しめるスポットですね!
富山の有名温泉地2か所をご紹介!
富山を代表する温泉地を2か所ご紹介します。
まずは「宇奈月温泉」。肌に優しく、美人の湯としても評判で、1日約3000tの豊富な湯量を誇ります。黒部峡谷の絶景を楽しめる「やまびこ遊歩道」や足湯などもあり、日帰りでの観光もおすすめですよ。
四季折々の表情を見せてくれる黒部峡谷を眺めながらの、温泉は最高ですね~!
次は「能登半島国定公園 氷見温泉郷」です。氷見市内は沿岸北部を中心に温泉が点在していて、総称して「能登半島国定公園 氷見温泉郷」と呼びます。
泉質は塩化物泉で、お肌がつるつるになると女性に評判です。富山湾越しの立山連峰を望め、絶景と温泉を一緒に楽しめます。さらに、氷見漁港の新鮮な海産物を堪能できるのも魅力の一つなんですよ。
温泉に絶景に新鮮な海鮮…身も心もお腹も癒されちゃいますね♪
富山伝統のご当地グルメ『ます寿司』
富山で定番の郷土料理といえば、「ます寿司」。こちらは笹を敷き詰めた器に、マスの切り身と酢飯を詰めて作られる押し寿司です。江戸時代中期に、富山藩士で料理人でもあった吉村新八が藩主・前田利興(としおき)に献上したことが始まりだといわれています。
笹のいい香りと鮮やかなマスの身が食欲をそそりますね~♪
そうですよね。桜の名所として知られる富山市の松川沿いに、たくさんの専門店が並んでいて、お店によって味や製法はさまざまです。食べ比べをしてみるのもいいですね。
インパクト抜群『富山ブラックラーメン』
こちらは富山のご当地ラーメン「富山ブラックラーメン」です。戦後、労働者のために、ご飯のおかずになるように濃い目の味付けにしたことがルーツだそうです。 真っ黒の醤油ベースのスープに粗挽き胡椒が特徴なんですよ。
見た目も味もインパクト抜群!刺激的な味がクセになりますね。
白いご飯もすすみます♪
ただ、一口にブラックラーメンといっても、お店によってあっさり系やまろやか系など味も幅広く、カップ麺でも発売されているんですよ。ぜひ、お店ごとの味の違いを食べ比べてみてはいかがですか。
まとめ
多彩な魅力にあふれた富山には、落差350mと日本一の「称名滝(しょうみょうだき)」や井波彫刻発祥の地の「瑞泉寺」など、ご紹介した以外にも見どころがたくさんあります。ぜひ富山の魅力を堪能してみてください。
≪最寄空港から富山市内へのアクセス≫
・富山空港からJR富山駅までバスで30分ほど