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【滋賀】「水郷のさと まるやま」の春夏秋冬で表情を変える水郷めぐりの楽しみ方
日本の原風景のような景色は、訪れた人に癒しを与えてくれます
日本三大水郷のひとつ、近江八幡にある「水郷のさと まるやま」で、キイコキイコと鳴る手こぎ舟に揺られながら、約1時間の船旅を楽しんでみませんか?四季折々と、色彩や表情を変える風景は必見のフォトスポットですよ。
フォトスポットかぁ……。楽しそうですね!写真撮影なら私に任せてください!
手こぎ舟で、ヨシに囲まれたノスタルジックな船旅はいかが?
「水郷のさと まるやま」では、春夏秋冬で次々と変わりゆく季節を楽しめます。春は乗り場から桜を楽しんだり、秋には黄金色に色付いたヨシに囲まれたノスタルジックな景色を楽しんだりできます。
マナさん。「ヨシ」って何ですか?聞いたことがないのですが……植物ですか?
はい。その通りです。「ヨシ」とは植物の「葦(あし)」のことなんです。「あし」は「悪し」を連想させてしまい縁起が悪いので「ヨシ(良し)」と呼んでいるそうですよ。
なるほど!「葦」なら私も知っています。梅雨を迎える頃にぐんぐん成長して、高くなるんですよね。高く成長したヨシ……想像するだけで幻想的です。
そうですね。春は桜、夏は高く成長したヨシ、秋はヨシの黄金色、冬は水墨画のような景色を楽しめるのですが、6月や7月も負けていませんよ。梅雨明け頃は真夏ほど暑くなく過ごしやすいですし、オススメですね。
梅雨明けだと日が高くなり始める頃ですね。日焼け止めを用意しなくちゃ。
ルルさん。手こぎ舟には屋根があるんですよ。
本当だ!結構大きめで、しっかりした屋根なんですね。これなら安心です。
静かに自然を楽しみたいのなら断然手こぎ舟
水郷めぐりは手こぎ舟とエンジン舟がありますが「水郷のさと まるやま」の舟は全て手こぎ舟なんです。
手こぎ舟ですか、憧れますねぇ☆
船頭さんによっては、見所で船を止めて解説してくださる場合もあるそうです。
解説してもらえるのは嬉しいですね。その景色の特徴や歴史について知れると、ただ景色を見るだけのときよりも、もっと深く楽しめそうです。
船旅ではポスターやチラシなどの撮影で度々採用される「かごよし橋」をくぐったり、時代劇の撮影スポットの太鼓橋を近くで見たりできますよ。
写真を撮るときは、ぜひ橋を画角に入れてみてくださいね♪
景色を眺めながら近江牛のすき焼きはいかが?
ところでマナさん!滋賀県と言えば近江牛なのですが、水郷めぐりでは、和景色を眺めながらすき焼きを楽しめるんですよ♪
ほほう。それは初耳です!
価格は6,050円からと少しお高めですが、近江牛なので、味は最高なんですよ~!
すき焼き以外にも食べられるものはありますか?
もちろんです!すき焼きのほかには、水郷弁当をいただけます。お弁当は違う大きさのものが三種類あるので、自分の胃袋の大きさとご相談を♪お料理は「郷土料理 坪清」さんからのお仕出しです。
せっかくですし、わたしは一番大きいお弁当を頼んでみます。
下船後はお食事所で「うな重」や餅菓子「つぶら餅」を楽しんで
下船後にお食事をしたい場合はどうしたら良いですか?
周辺のお食事所では、ウナギ料理を食べられるんですよ!さきほどご紹介した「坪清」さんのうな重はボリュームもたっぷりですよ。
うな重。いいですね。そういえば「水郷のさと まるやま」周辺には、カフェが多いそうですね。
そうなんですよ!軒を並べるカフェのなかでも「たねや日牟禮茶屋」さんは必見です。餅菓子「つぶら餅」は知る人ぞ知る近江八幡名物なんですよ♪
「つぶら餅」ですか。たこ焼きみたいで可愛らしいですね。
「たねや」さんでは「つぶら餅」が乗ったかき氷や、濃い抹茶などがいただけます。和を感じる店内でホッと一息つくのも、水郷めぐりのよい思い出になりますね!
「水郷のさと まるやま」の観光情報まとめ
「水郷のさと まるやま」の水郷めぐりの原風景である水郷は400年以上前から受け継がれ、今なお和の景観が残る、魅力的な観光名所です。
遠い昔の戦国時代に活躍した織田信長や豊臣秀次が見た景色と同じものを見ているんだと思うと、何だか感慨深いですね。
そうですね。桜の季節や紅葉の季節はもちろんですが、緑が深まる6月もベストシーズンですよ。
初夏の暑すぎず寒すぎずの風に吹かれながら、自然を体いっぱいに感じられます。ゆったりと揺れる船は、子ども大人もリラックスできることでしょう。
穏やかなひとときを楽しんでください♪
≪最寄りの空港から水郷のさと まるやまへの交通アクセス≫
伊丹空港(大阪)~JR近江八幡駅まで電車で約1時間40分
JR近江八幡駅~水郷のさとまで近江バスで約15分