和歌山にすむ 生き物たちと触れ合おう!


海や山、川などたくさんの自然が広がる和歌山県。そんな和歌山県では、今も昔もたくさんの生き物たちが暮らしています。

和歌山の海鮮グルメでいえば、「マグロ」に「しらす」などが有名ですよね!でも、昔はどんな生き物たちが暮らしていたんでしょうか?

グルメはさておき…。

昔の和歌山の生き物たちのことを学べるスポットが「和歌山県立自然博物館」なんです。和歌山の生き物たちにこだわった 博物館 で、和歌山にかつてすんでいたといわれる恐竜の化石や、いろんな昆虫の標本などを展示していますよ。



それは楽しそうですね!家族や友達同士で行ってみたいです!

そうですね。実際に生き物たちに触れ合えるコーナーやイベントもあるので、ぜひチェックしてみてください。最後には気になる料金も紹介しますよ。
第1展示室:実際に見て触って体験できる「水族館コーナー」



まずは第1展示室から見ていきましょう。こちらの見どころはなんといっても、15mほどにもなる大水槽。大きなマダラエイや、和歌山の黒潮域に暮らす魚たちがたくさん泳いでいますよ。

水族館、って感じですね。ふたりで水槽を眺めてしゃべって…デートにも良さそう!


迫力ある大きな水槽以外にも、小さな魚やカニ、エビなどが泳ぐ小さな水槽もあります。それに、潮の満ち引きを表現した時間帯水槽では、黒潮域で実際に暮らす生き物たちに触れられるタッチプールもありますよ。

見ることはできても触れる機会はなかなかないので、ワクワクしますね!

第1展示室には、全部で約550種類・6000点もの生き物たちがいますよ。見たり触れたりして楽しみましょう。
第2展示室:恐竜の化石や標本がならぶ「展示コーナー」


第2展示室では、和歌山にすむ生き物の標本やパネルが見られますよ。ここ「和歌山県立自然博物館」では、約16万点もの標本が登録されていて、研究や展示に使われているんです。

自然豊かな和歌山ならでは、って感じですね。どんな生き物たちがいるのか、じっくり見てみたいです!そんなに生き物がたくさんいるのなら、もしかして恐竜の化石とかも…?

そのとおり。昔和歌山にすんでいたといわれる恐竜や、海の王者といわれたモササウルスの化石が展示されているのも見どころのひとつです。



モササウルスって、トカゲやイルカに似ているっていう大きな生き物ですか?身体が数メートルから10メートルほどもあるという・・・

そうそう。展示されているのは、和歌山の有田川町にある「鳥屋城山」で発見されたもの。日本一たくさんのパーツが残っている、世界レベルで貴重なモササウルスの化石なんです。

へー、すごいものがココ和歌山の博物館に保存されているんですね!

丁寧なクリーニング作業の甲斐あってかもしれませんね。新聞やテレビにも取り上げられた貴重な化石は、要チェックですよ!
野外で楽しむイベントも満載


館内の展示やアクティビティだけじゃなく、毎月いろいろなイベントを開催していますよ。

そうなんですね!具体的にはどんなイベントがあるんですか?


昆虫をとったり、磯の生物観察をしたり、化石を探したり・・・野外に出かけて体験するイベントが盛りだくさんです。

和歌山の自然を満喫できる内容ですね! 家族連れにはおすすめですね!

どのイベントも定員があるので、参加する場合は事前に予約しておきましょう。
気になる料金や割引をご紹介


最後に、気になる料金なんですけど…。これだけ充実していると、入場料は高いんじゃないでしょうか?

それが、大人480円、高校生以下は無料なんです。

高校生以下は無料ですか?!それは驚きです!

そうですよね、無料とは思えないほど充実していますよね!
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まとめ

和歌山にこだわりの深い「和歌山県立自然博物館」。世界トップクラスの保存率をほこるモササウルスの化石や、黒潮域の生き物たちに触れられるタッチプールなど、見どころがたくさんあります。魅力的なイベントにも参加して、和歌山の今と昔をたずねてみませんか?
≪最寄り空港から和歌山県立自然博物館への交通ルート≫
関西国際空港よりJRで約1時間40分