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【兵庫】そうめんの里と大神神社をめぐる旅
そうめんの里とは?
マナさん、兵庫県たつの市にある「そうめんの里」に行ってみませんか?
そうめんの里……?
「そうめんはやっぱり揖保乃糸~♪」の日本のテレビCMでおなじみの、揖保乃糸のそうめんにまつわる体験型の資料館なんですよ。
あっ!あの有名な揖保乃糸の資料館ですか。面白そうですね。
ちなみに、資料館のなかにはレストランがあって、ゆでたてのそうめんを食べられるみたいなんですよ♪
それは嬉しいですね。あっ!兵庫県たつの市といえば、たしか近くに「大神(おおみわ)神社」もありますよね。
大神神社ですか…?そこはどんな神社なんでしょうか。
別名「そうめん神社」と呼ばれていて、揖保乃糸の守り神としても知られていますよ。
へぇ~そうめんの神様なんですね!それはぜひ一緒に行ってみましょうよ♪
「そうめんの里」と「大神神社」のアクセスや定休日は?
ルルさん、事前にアクセスと定休日をチェックしておきましょうか。
そうですね。えっと…「そうめんの里」へのアクセスは、電車だとJR姫新線・東觜崎駅から徒歩15分ほどですね。
なるほど。駐車場もあるみたいなので、電車と車どちらでもアクセスは良好ですね。
でも、毎週月曜日は定休日みたいなので、気をつけなくちゃいけませんね。
そうですね。ちなみに営業時間は午前9時から午後5時までですが、レストランは午後9時まで営業しているそうですよ。
それなら資料館をゆっくりまわったあとでも、十分にランチやディナーが楽しめますね♪
そうですね。「大神神社」までは「そうめんの里から」徒歩3分ほどなので、まずは「そうめんの里」に行ってみましょうか。
いざ「そうめんの里」へ!
マナさん、エントランスにあるあの絵は何でしょうか?
あちらは、明治時代後半のそうめん作りの様子が描かれた絵馬ですね。
へぇ~そうめんって明治時代から作られていたんですね!?
いえいえ、ルルさん。そうめん作りが盛んな播州地区では、室町時代にはすでにそうめんが食べられていた記録があるんですよ。
室町時代ですか?!それは播州地区のそうめん作りの歴史深さを感じますね~
なんといっても、播州そうめんは日本三大そうめんの一つですからね!
職人技を体感できる実演コーナー
あっ、マナさん見てください、そうめんのすだれがありますよ!
こちらは、そうめん作りの実演コーナーみたいですね。
えっ!本物のそうめん作りが見学できるのでしょうか?
はい、約50cmのそうめんを約160cmにまで延ばす職人技を間近で見学できます。
約160cmにもですか?!それはすごい!ちなみに、実演はいつでも見られるんですか?
実演時間は11時から15時の間の、1日5回と決まっています。
それは要チェックですね。
まさに「そうめんの里」でしかみられない光景ですね。
おいしそうだなぁ……♪
ルルさんったら、もう食べることしか考えていないな……
そうめんの歴史を学べる資料館
それでは、2階にある資料館に移動しましょう。
受付でチケットを買うんですよね?
はい。大人は300円、小人は100円です。
資料館は7つのゾーンに分かれているので、順番どおりにまわってみましょうか。
へぇ~そうめん作りの工程が、等身大の人形やイラストになっていて分かりやすいですね♪
人形もそうめんもとってもリアルで、本当にそうめん作りをした気分になれますよね。
あっちには本当に体験できる「やってみよう」のコーナーもあるみたいですよ!
そうめんを約50cm引き伸ばす「小引」と、麵同士がくっつかないようにする「さばき」が体験できるようですね。
よ~し、この「小引」はランプがついたら成功みたいなのでやってみますね!
ルルさん、がんばってください!
そ~っとそ~っと…あっ、ランプがつきましたよ♪
成功ですね。それでは私は、こっちの「さばき」をやってみますね。
マナさん、ファイトです!
な、なかなかむずかしいですね……
6つの秘密がのぞける「そうめんシアター」
マナさん、次は「そうめんシアター」ですよ。
さばき体験は上手くできませんでしたが…気を取り直して、揖保乃糸の歴史を学びましょう♪
ここでは1本数分の短い映像がみられるみたいですね。
操作台のパネルをさわると、スタートするみたいですよ。
「そうめんの歴史」に「揖保乃糸ができるまで」…う~んどれにするか迷っちゃいますねぇ。
それなら「帯のひみつ」はどうですか?
帯って…あのそうめんを束ねている部分のことでしょうか?
はい。黒帯は特級品、赤帯は上級品、緑帯は播州小麦、赤紫帯は太づくりなど、色ごとにそうめんの等級が分かれているんだそうですよ。
えっ、そうなんですか?!あ~帯のひみつも気になってきた……よし!思い切って全部みちゃいましょうか。
レストラン「庵」でランチ
資料館の最後、加工場も興味深かったですね~
衛生的に自動包装されているってところが、さすがでしたよね。
そして何より…そうめんが食べたくなっちゃいましたよね?
そうですね♪では、そろそろ1階のレストラン「庵(いおり)」でランチにしましょうか。
待ってました~!
店内の人気メニューは、鯛のお頭がついた「鯛そうめん」に、温泉卵がのった「ハイカラにゅうめん」みたいですね。
小鉢や巻きずしがセットになった「名取」も、おいしそうですよ!
冷たいそうめんから、温かいにゅうめんに変更できるのも嬉しいですね。
にゅうめんといえば、期間限定のメニューもあるみたいですよ。
私は期間限定メニューをいただきますね♪
中庭ではそうめん流しのイベントを実施
スルスル~って……あぁ~やっぱり、そうめんって最高でしたね♪
そうですね。店内のメニューもおいしかったですけど、やっぱり「そうめん流し」も体験しなくちゃいけませんよね!
もちろんですよ!4月から11月まで楽しむことができる「そうめんの里」の名物イベントですからね♪
ではさっそく、中庭へ行ってみましょう。ちなみに、こちらではスライダー式のそうめん流しも楽しめるそうですよ。
わぁ~それはワクワクしちゃいますね♪
それだけじゃありませんよ。屋外の会場では、揚げ物やアイスクリームなどをセルフで購入して、そうめんと一緒に食べられますからね。
最高ですね!
揖保乃糸をお土産にできる売店も
あぁ~お腹いっぱい……マナさん、そろそろお土産を買いに行きましょうか?
そうですね。では売店に行ってみましょう。
へぇ~そうめんのほかにも、うどんやひやむぎも売っているんですね。
醤油や塩など、地元の特産品も購入できますよ。
わぁ、どうしよう目移りしちゃうな……
そうめんは地方発送もしてくれるので、たくさん買っても大丈夫ですよ。
素麺神社といわれる「大神神社」に参拝
そうめんの歴史を知って、本場の美味しいそうめんをいただいて、お土産も購入できて「そうめんの里」大満足でしたね♪さあ、次は「大神神社」ですよ。
そうめん神社か……どんな感じなんだろ~
ルルさん、見てください!鳥居の横に素麵神社の石碑が建っていますよ。
本当だ~!素麵神社って書いてありますね。ところで、鳥居もきれいですけど、こちらは新しい神社なんですか?
いえ、実際にお祀りされたのは明治2年です。そこから老朽化が進んだので、平成に大改修が行われているんですよ。
そうだったんですね。あっ!鳥居をくぐった先にも「揖保乃糸」の額がありますね。
そうですね。ただ、揖保乃糸の守り神だけではなく、農業の守護神として信仰されています。
なるほど……、そういえば大神神社の神様ってどなたなのでしょうか?
日本神話に登場して、国造りのときにアドバイスをしたといわれる大物主大神です。
へぇ~日本で有名な神様なんですね!
そうですね。それでは私たちも、コメ王国のさらなる発展を願って参拝していきましょう。
まとめ
「そうめんの里」と「大神神社(素麺神社)」は、兵庫県たつの市を観光するなら立ち寄りたいスポットです。そうめんの製造が盛んな播州地区において、日本三大そうめんにも数えられる揖保乃糸の歴史を学べ、工場見学ができるほか、そうめん作りの体験コーナー、レストラン「庵」では、中庭でそうめん流しのイベントを実施しています。帰りには素麺神社に手を合わせて、そうめん尽くしの一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
【最寄り空港からそうめんの里(大神神社)までの交通アクセス】
・神戸空港駅からポートライナーで三宮駅まで18分
・三ノ宮駅からJRで姫路駅まで40分、姫路駅から東觜崎駅まで25分、徒歩14分、計1時間50分