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【群馬】日本屈指の名湯でリフレッシュ!『草津温泉』
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『草津温泉』ってどんなところ?


日本に来たら温泉を楽しみたい方も多いのでは?今回ご紹介する「草津温泉」は、日本を代表する名湯!源泉は「恋の病以外効かぬ病はない」という言い伝えがあるほど効能が高く、抜群の泉質を誇ります。



巨大な源泉、湯畑を中心に温泉街が広がり、宿の数だけで110軒近くもあるんですよ!





また草津温泉の近くにはスキー場もあり、ウィンタースポーツも楽しみたい方におすすめです!そんな草津温泉の観光スポットやグルメ情報などをたっぷり紹介します!!
草津の絶対的シンボル『湯畑』





お湯?畑??なんだか不思議なネーミングですよね。



「湯畑」とは、草津温泉の中心に位置している、温泉の成分である湯の花(注1)を採取したり、お湯の温度を下げて調整したりする施設のこと。毎分約4,000ℓもの源泉が湧き出ており、ここから7本の湯樋を通って、各旅館へと送られていきます。だから、湯畑と呼ばれているんです!
(注1)温泉が地上に湧き出た際、酸素との結合や冷却で結晶化した温泉成分のこと。草津温泉の湯畑では、年に数回、湯畑の湯樋に溜まった湯の花の採取が行われます。





周辺には足湯やお土産屋などが立ち並び、浴衣姿で気軽に散策することもできます。夕暮れ以降はライトアップにより照らされ、昼間とはまた異なる雰囲気に包まれます。



草津屈指の観光スポットの湯畑、行くしかありません!
温泉と自然を満喫できる『西の河原公園』





きれいな澄んだ川かと思いきや…実は、温泉が流れているんです!草津温泉のシンボル「湯畑」から徒歩約15分の距離にある、「西の河原公園」は露天風呂や湯だまりがある人気のスポット。河原のあちこちから毎分約1,400リットルの温泉が湧き出し、流れ出ています。





園内は遊歩道が整備されており、「瑞祥の池(ずいしょう)」や「琥珀の池(こはく)」など温泉の池や、東京の穴守稲荷から分霊勧請された神社「穴守稲荷神社」もあります。夜にはライトアップされるので、幻想的な雰囲気の中、散策することができます。
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公園の奥には「西の河原露天風呂」もあるんです!一度に100人が入れるほど、とにかく広い温泉!草津温泉で随一の広さを誇ります。大きな湯舟は森林に囲まれていて、リラックス効果抜群。季節ごとに新緑、紅葉と異なる姿を見せてくれます。



日々のストレスも忘れて、ゆっくりできそうですよね。「西の河原公園」にいけば、草津温泉ならではの散策ができちゃいます。
神秘的な火山湖『湯釜』





まるで宝石のようにきれいなエメラルドグリーン色ですね!



「湯釜」は白根山山頂にある火山湖。直径約300m、湖水は世界有数の酸性度を誇ります。湖底から湧き出る火山ガスが水に溶け込んで硫黄に変化し、このようなエメラルドグリーン色になりました。現在火山規制の影響により、湯釜を中心に半径1㎞以内への立ち入りが禁止されているため、展望台から絶景を堪能できます。





湯釜までは、草津の温泉街から山頂付近の「草津白根レストハウス」まで車やバスで向かい、そこから湯釜までは徒歩で向かうのが基本ルートです。草津白根レストハウスまで30分、湯釜まで徒歩20分のトータル約1時間で行くことができます。



白根山(しらねさん)は活火山なので、お出かけ前には噴火警戒レベルなどを必ずチェックしてくださいね。
絶景を見下ろしながらドライブ!『志賀草津高原ルート』





爽快感抜群の景観ですよね!



「志賀草津高原ルート」は、草津温泉から長野県の湯田中・渋温泉郷をつなぐ山岳ドライブルートです。総距離約42㎞、標高2172mから絶景を見下ろしながらのドライブができます。





4月下旬から5月上旬頃にかけての雪の回廊シーズンも人気。高さに圧倒されてしまいます!雪の壁の高さは、5~8m!!雪の壁に囲まれた中を行くドライブは、山岳ドライブルートならではの景観です。これを見るために、たくさんの観光客が訪れます。



志賀草津高原ルートは、11月中旬から4月下旬までは積雪のため通行止めとなるので、事前に確認が必要ですね。
群馬のふるさとの味!『おっきりこみ』





群馬県は1年を通じて天気の良い日が多く、土地の水はけも良いので小麦の生産地としても有名です。そのため小麦でできた食べ物が多く、ご紹介する「おっきりこみ」もそのうちの一つです!





おっきりこみは、幅広の麺を野菜やきのこなどと一緒に煮込んだ料理。味付けはしょうゆや味噌、しょうゆと味噌を合わせたりと地域や家庭によっていろいろです。



野菜がたくさん入っていて健康的ですね。



幅広の麺に野菜などのうまみが染み込んで、ホッとする素朴な味わいです。特に寒い冬は体の芯から温まります。





草津温泉では、湯畑前にある「湯畑草菴 足湯カフェ」で食べられます。ドリンクやデザート類も充実しているので、足湯に浸かりながら一休みするのもいいですね。
草津名物『温泉まんじゅう』、おすすめは『本家ちちや』





草津名物といえば…「温泉まんじゅう」ですね。



今回はおすすめの温泉まんじゅう店をご紹介します。



その名も「本家ちちや」!本家ちちやは、草津に3店舗ある有名店。特にオリジナルの「二色あんまんじゅう」が大人気です。きめ細かな白生地で2色の栗あんとこしあんを包んだ二色あんまんじゅうは、控えめな甘さで止まらなくなっちゃう美味しさですよ!







そのほかにも定番の黒糖生地に粒あんが包まれた「茶まんじゅう」、和菓子店ではめずらしいバウムクーヘンの「ちちやバウム」など、おやつにもお土産にもピッタリな商品が目白押し! 湯畑店では、店頭で蒸したてのおまんじゅうが食べられます。



湯畑を眺めながら頬張るおまんじゅうは、より一層美味しく感じられそうですよね!
草津のお土産が勢ぞろい!『草津温泉・湯の香本舗』





旅行に行ったら、お土産品もチェックしたいですよね。



老舗お土産店の「草津温泉・湯の香本舗」では、地域の特産品から限定のキャラクターグッズまで大充実の品揃えです。イチ押しは「湯けむりシリーズ」!せっけんや入浴剤、フェイスマスクなど草津温泉の源泉を使用したお店自慢の美容グッズが揃います。







群馬の名水・谷川連峰の天然水を使用した「湯けむりサイダー」や、「温泉たまごソフトクリーム」も大人気!場所は湯畑前なので、湯上りに冷たいスイーツもいいですね。
草津温泉の伝統文化『湯もみ』を体験できる『熱乃湯』





いったい何をされているんですか!?



初めて見るとビックリですよね。実は「湯もみ」という草津温泉の伝統文化なんです。草津温泉の源泉は、約50~95℃ととても熱く、そのままでは入ることができません。ですが、水を足して温度を下げるのでは温泉の効能も薄まってしまいます。そこで、このように長さ約180cmの板で温泉をかき混ぜることで温度を下げ、お湯の肌当たりを柔らかくしています。



なるほどですね。一つ勉強になりました。





こちらの「熱乃湯」では、「湯もみと踊りショー」が行われており、迫力あふれるパフォーマンスを見ることができます。また、現在は毎週月曜日と金曜日のみの開催ですが、実際に「湯もみ体験」もできちゃうんですよ。



湯もみ板を持って記念撮影をすれば、一生の思い出になること間違いなしです!ぜひ草津温泉の伝統を肌で感じてみてくださいね。
温泉だけじゃない!アクティブ派は『草津温泉スキー場』も◎







草津温泉って温泉街だけかと思いきや…『草津温泉スキー場』に行けば、スポーツも楽しめるんですね。



冬はスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ、夏には天狗山プレイゾーンでグラススキーやマウンテンボード、パターゴルフなどさまざまなアクティビティを楽しめます。こちらのスキー場は緩やかな斜面が多いので、初心者の方も安心。



スポーツで汗を流した後に、温泉でリフレッシュできるなんて最高ですよね!
草津温泉で日帰り温泉が楽しめるのはここ!





せっかく草津温泉に行ったら、いろいろな温泉を試してみたいですよね!今回は草津三湯(注1)のうち「大滝乃湯」「御座之湯」をご紹介します!



最初は…「大滝乃湯」!大浴場、露天風呂、サウナ、湯温の異なる浴槽を低温から高温に順に入る合わせ湯など、さまざまな湯の効果を楽しめます。浴槽はすべて源泉かけ流し。お食事処やマッサージ室もあるので、1日楽しむことができますよ。





お次は…「御座之湯」!2013年に湯畑前にオープンした草津温泉の新しいシンボルです。木造2階建てで、江戸時代から明治時代の建物を再現。木之湯と石之湯があり、日替わりで風情の違ったお風呂を満喫できます。



「湯畑」と「万代」の二種類の源泉を同時に味わえるのも魅力ですよ。





ここで、お得な耳より情報!「ちょいな 三湯めぐり手形」という割引チケットを使うと、大人1,600円と通常料金より500円もお得に草津三湯を楽しめます。



さらに、三湯巡りを終えると認定証ももらえます。温泉三昧な旅を楽しめますね!
(注1)「西の河原露天風呂」「大滝乃湯」「御座之湯」の日帰り入浴施設。「西の河原露天風呂」については「西の河原公園」とともに紹介しています。
観光に役立つ情報


草津温泉観光協会の観光サイト「湯LOVE草津」は繁体字も含む6つの言語に対応。ガイドブックもダウンロードできます。草津バスターミナルの1階にある観光案内所では、観光案内やパンフレットも豊富にあるので、お役立ち情報をゲットできます。敷地内には足湯も!観光前にぜひ立ち寄っておきたいですね。
≪最寄り空港から草津への交通アクセス≫
・羽田空港から草津温泉まで電車とバスで3時間30分ほど