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【神奈川】何度行っても飽きない!古都・鎌倉
歴史、自然好きにはたまらない『鎌倉』
今回は、山と海に囲まれた古都・鎌倉を紹介します!
鎌倉は、源頼朝が幕府を開いた地として知られ、源氏ゆかりの寺社など、歴史を感じさせる見どころが集まっているんですよ。
四季折々の花々を楽しめる名所やノスタルジックな江ノ電など、鎌倉には絵になるスポットもたくさんありますね!
東京からも約1時間と日帰りで楽しめる鎌倉は、1年を通して観光客が絶えない大人気エリアです。
もちろんグルメやショッピングも!何度行っても新鮮な発見がありますよ♪
歴史と文化が融合した鎌倉の魅力をたっぷりご紹介します。
鎌倉のシンボル『鎌倉大仏』
鎌倉観光で外せない定番スポット「高徳院」の「鎌倉大仏」!
鎌倉といえば鎌倉大仏。外せませんね。
正式名称は「銅造阿弥陀如来坐像」、高さ約11m、重さは約121tと圧倒的存在感を誇ります。
大仏は、近くでみると迫力があります!
奈良・東大寺の大仏と並んで、全国的に知名度の高い鎌倉大仏。
東大寺の大仏も有名ですね。
1252年に造立が始まったとされていますが、作者もわかっていないなど、その歴史には不明な部分も多いのだそう。
その後、大地震や大風の災害に見舞われ、倒壊と再建を繰り返し、室町時代に現在の姿になりました。
実は、鎌倉大仏は中に入ることもできるんですよ。
大仏の中に入ることができるなんて、なかなか貴重な体験です!
最寄駅は江ノ電「長谷駅」。駅から高徳院までは徒歩で7分ほどの距離ですが、参道はお土産屋や飲食店が並んでいるので、散策しながら行くのも楽しそうですよね。
鎌倉を代表するパワースポット『鶴岡八幡宮』
鎌倉大仏と並んで、古都・鎌倉のシンボル的存在の「鶴岡八幡宮」!鶴岡八幡宮は1063年、源頼義が源氏の氏神として信仰していた京都の岩清水八幡宮を、由比ガ浜に祀ったのが始まりといわれています。その後、源頼朝が1180年に現在の地に移しました。
今でも多くの参拝客でにぎわう鶴岡八幡宮は、本宮をはじめ、重要文化財が多数。後ろの山々に華やかな朱の社殿が映えますよね。武家政権始まりの地である鎌倉。鶴岡八幡宮は、鎌倉の発展を見守り続けたといっても過言ではありません。ぜひその歴史に思いをはせてみてください。
心癒される竹の寺『報国寺』
報国寺内にある休耕庵では、この美しい竹林を眺めながら抹茶を楽しむこともできるんです。
休耕庵を利用する際は、入口であらかじめチケットの購入が必要です。竹林だけでなく、桜や紅葉など四季折々の風景や、「枯山水の庭園」など和の文化を堪能できます。日常を忘れ、ほっと一息安らげる人気スポットですね。
SNS映えも抜群!鎌倉のあじさいスポット
鎌倉は四季折々の花々を楽しめる名所がたくさんです!特にあじさいが大人気なんですよ。梅雨時期の6月中旬から下旬にかけてが見ごろです。
今回は特に有名な鎌倉のあじさいスポットをご紹介します。
まずは「明月院」。北鎌倉に位置する「あじさい寺」として知られる超有名スポット!
こちらのあじさいは「明月院ブルー」とも呼ばれており、この澄んだ鮮やかなブルーが特徴です。そのほかにも、本堂の奥にある「悟りの窓」もSNS映えスポットです。
丸窓から覗く四季折々の風景は、まるで日本画のよう。紅葉シーズンもおすすめですよ。
お次は「長谷寺」。観音山にある開創736年の歴史ある寺院です。「鎌倉の西方極楽浄土」とも呼ばれ、年間を通してさまざまな花を楽しむことができます。
なんといっても、山肌一面に広がるあじさいは圧巻!色とりどりのあじさいを目当てに多くの観光客が訪れます。あじさいと一緒に由比ガ浜を望むことができるので、ぜひ写真に収めておきたいですね!
有名アニメの聖地!人気撮影スポット『鎌倉高校前駅』
見覚えがある方も多いのでは!?そう!あの超有名アニメ、スラムダンクのオープニングシーンに登場する風景です。アニメの聖地として、今でも多くの人が訪れる人気撮影スポットになっています。
この踏切までは、江ノ島電鉄の「鎌倉高校前駅」から徒歩1,2分。改札を出て、まっすぐ進むとあるので、すぐに見つかりますよ。
青い海をバックに佇む小さな踏切とレトロな電車…。お馴染みのこの光景は、アニメを見たことがある方なら、テンションが上がってしまうこと間違いなしです!
撮影する際は周囲の人に配慮して、車道や線路内にも入らないように気を付けてくださいね。
えっ!?実は鎌倉発祥だった『けんちん汁』
日本の家庭料理として全国的に親しまれている「けんちん汁」。けんちん汁は大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく、豆腐をごま油で炒め、しょうゆで味付けしたすまし汁です。
実はこのけんちん汁…鎌倉が発祥の地なんです!諸説ありますが、その昔、建長寺の修行僧が誤って豆腐を落としてしまい、崩れてしまいました。その時に和尚さんがその崩れた豆腐を使用して汁を作ったのが始まりなのだそうです。
なぜ「けんちん汁」って名付けられたのですか?
当初は「けんちょうじ汁」と呼ばれていましたが、段々となまって「けんちん汁」になったといわれています。
建長寺の門前にある「点心庵」では、建長寺直伝のけんちん汁を味わえますよ。
お土産にぜひ!鎌倉名物をご紹介
今回はお土産にピッタリな鎌倉名物のお菓子をご紹介します。それが、こちら「鎌倉紅谷」の「クルミッ子」!
1954年創業、鶴岡八幡宮の門前に本店がある老舗菓子店です。クルミッ子は、自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込み、バター生地でサンドした焼き菓子。キャラメルの甘さとほろ苦さ、ざくざくとしたクルミの食感がベストマッチ!
パッケージに描かれたリスも可愛らしいですね
本店2階にはクルミッ子のコンセプトカフェ「Salon de Kurumicco(サロン・ド・クルミッ子)」も。クルミッ子を使用したオリジナルスイーツやパフェ、バリスタが入れる本格コーヒーや自家製ドリンクも楽しめちゃいます。
鎌倉のメインストリート『小町通り』
「小町通り」は、JR鎌倉駅東口を出てすぐ!赤い鳥居が目印です。鶴岡八幡宮まで続くこの通りは、鎌倉のグルメやショッピングを楽しめるメインストリート。いつも多くの人々で賑わいます。
小町通りの魅力は、鶴岡八幡宮の参道なので、古くからある老舗と新しいトレンド感ある店舗が混在しているところ。約350mある通りには200を超えるお店が軒を連ね、カフェやレストラン、お土産屋や雑貨店などなんでも揃います。
コロッケやソフトクリームなどのグルメもたくさん!いろいろなお店をはしごするのもいいですね!
観光の際に注意していただきたい点は3点。
①食べ歩きで生じたごみは、ポイ捨てせずに、原則持ち帰りましょう。
②周囲に配慮し、歩行者や物販店舗に迷惑をかけないようにしましょう。
③思いやりを持って楽しい観光にしましょう。
鎌倉で海水浴と言えばここ!『由比ガ浜海水浴場』
「由比ガ浜海水浴場」は明治時代から続く歴史の長い海水浴場。夏の海水浴シーズンは、たくさんの人で大賑わいです!ビーチは約900mと鎌倉で一番長く、サーフィンも盛ん。個性豊かな海の家も並びます。
隣接した材木座海水浴場では、キッズ&ファミリービーチ。お友達グループでも、ファミリーでも、思いっきり楽しめる海水浴場です。
江ノ電の和田塚・由比ヶ浜・長谷駅から徒歩5分、鎌倉駅からも15分とアクセス抜群!鎌倉観光と一緒に海水浴もできちゃいます。由比ガ浜海水浴場の周辺にはカフェやおしゃれなショップなども充実!
開放感あふれる最高なロケーションは、夏以外の時期でも楽しめますよ。
※2021年度の由比ガ浜海水浴場・材木座海水浴場の開設は中止となっています。
観光に役立つ情報
鎌倉をお得に観光できるフリーパスをご紹介します。
「鎌倉フリー環境手形」は、鎌倉地域内の5つの路線バスと江ノ電の鎌倉~長谷駅間が1日乗り降り自由です。※大人600円
また、江ノ電全線が1日乗り降り自由になる「のりおりくん」も。※大人650円
お得で便利なフリーパスは要チェックですね!
まとめ
鎌倉市観光協会の観光サイト「鎌倉観光公式ガイド」は、英語でも対応。観光パンフレットもダウンロードでき、こちらは中国語、韓国語のものも用意されています。また、JR鎌倉駅東口にある「鎌倉市観光総合案内所」では、パンフレットやマップを配布、観光情報を得ることができます。対応言語も英語は毎日、中国語、韓国語、スペイン語などは不定期で対応しています。初めての鎌倉観光でも心強いですね!
≪最寄り空港から鎌倉への交通アクセス≫
・羽田空港から鎌倉駅まで電車で1時間5分ほど(乗り換えあり)