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【福岡】はよこんね(はやくおいで)!太宰府がまっとーばい(待ってるよ)!
『太宰府市』ってどんなとこ?
「太宰府市」は福岡県の中西部に位置しています。奈良・平安時代は外交や軍事としての機能をもつ役所「大宰府」が置かれており、九州全体を統治していました。
九州の中心地だったという事ですね!
当時の史跡が多く残っている太宰府市は福岡県の観光都市の一つです。中でも最も観光客が訪れる「太宰府天満宮」は教科書にも載るほどですから知っている人も多いですよね!
ところで、ルルさん「令和」の元号の由来を知っていますか?
お恥ずかしながら、わたくし存じ上げません。
実はその昔、大宰府で行われた「梅花の宴」で詠まれた万葉集の中から令和の文字が引用されたのだそうです!令和ゆかりの地、そして九州の歴史を感じられる地、それが「太宰府市」なのですよ。
そうだったんですね。
ちなみに、役所の「大宰府」と「太宰府市」の読み方は一緒ですが、漢字が違うのでお間違えなく。
ひっかけ問題みたいですね。
これぞ太宰府!『太宰府天満宮』
「太宰府天満宮」は全国に約12,000社ある「天神さま」を祀っている神社の総本山です。
「天神さま」ですか?
そうです、天神さまとは「菅原道真公」のことです。道真公は学問に優れた才能があったので、今では学問の神様として受験生が多く参拝に訪れます。
学問の神様ですか。少しお待ちいただけませんか?私も参拝してまいります。
ちなみに初詣の参拝客は全国から人が集まり、多いときでは200万人を超えるほどだそうです。太宰府に観光をしに行く!という人のほとんどは、この太宰府天満宮を目的としているみたいですね。
見どころたくさん!歴史系博物館『九州国立博物館』
「九州国立博物館」は日本に4つある国立博物館の1つとして、2005年に太宰府市に造られました。「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える博物館」がコンセプトで、旧石器時代から近世までの歴史に触れることができます。
国宝、重要文化財も収蔵していて、見どころがたくさんありますね!
ボランティアによる館内案内や英語、中国語(北京語)、韓国語の無料音声ガイドも魅力の一つですよ。
建物も近代的で大迫力ですね!
カフェやミュージアムショップがあるエントランスホールの天井は高く開放的になっています。さまざまな民族の文化や歴史を体験できる展示室もあり、親子で楽しめるスペースですよ。
『光明禅寺』の庭園を見に行こう!
太宰府天満宮の参道の鳥居を右に曲がって奥まったところにある「光明禅寺」。別名「苔寺」と呼ばれ、その苔が見事に調和した枯山水庭園(※1)がとても有名です。
四季折々色が変わる木々と青苔のコントラストは120%インスタ映えですね!
静かな美しさの中にも爆発的な感動がありますよね。
※1・・・「枯山水(かれさんすい)」とは、水を使わず、石や地形を利用して山水を表現した庭園のこと。
近未来!?虹のトンネル
太宰府天満宮と九州国立博物館をつなぐ「虹のトンネル」。トンネル内は動く歩道があり雨に濡れることもなく博物館へ行くことができます。
動く歩道って楽ですよね。
さらにドーム内はかわるがわる色が変わり、まるで近未来!天満宮からいきなり近未来に来たかのような感覚を味わえます。
キレイですね。ドキドキ感が止まらないです。
博多弁だと「ドキドキするば~い」でしょうか。
インスタ映えもしますよね。
太宰府天満宮の始まりのお話
実は道真公、福岡ではなく京都で産まれたんです。小さい頃から勉強ができ神童と言われ、人望も厚く、さらに弓の使い手でもあったのだとか!
素晴らしい方だったのですね。
政治家としても力を発揮し、衰退していく国を立て直し、人々からの信頼も厚かったようです。そう、まさに「神」。神的存在です。が、そんな素晴らしい人をねたむ人も出てくるんです。
それが藤原時平
どうかなってしまうのですか?
彼(藤原時平)の企てによって、いわれのない罪を被せられ道真公は大宰府に左遷させられます。
そうだったんですね・・・
その数年後、身の潔白を晴らせないまま道真公は死んでしまいます。
可哀そうなお話しですね。
その亡骸を安楽寺に祭ろうと牛車で移動中、牛が急に動かなくなりました。道真公がそこに留まりたいという意志だという事で、この場所で埋葬され、そのあとに社殿が造られました。それが、太宰府天満宮の成り立ちとされています。
大宰府天満宮にはそういった歴史があるのですね。
ちなみに、その後、道真公は無実と証明され「天満大自在天神」という神さまの名前をもらったそうです。
良かった、続きがあったのですね。
そこから現在に至るまで、道真公は「天神さま」と呼ばれるようになりました。当時を生きた人々の道真公への想いと、道真公自信の強い意志が宿った場所、それが太宰府天満宮という事です!
わたくし、もう一度参拝してきたいです。
伝統菓子『梅ヶ枝餅』
こちらは太宰府を代表する伝統菓子「梅ヶ枝餅」。道真公が大宰府に左遷されて元気がないときに、餅売りのおばあさんが道真公の為に作ったお餅です。
私も「梅ヶ枝餅」は知っています。とても有名ですよね。
そのお餅が好物だった道真公の墓前に梅の枝を添えてお供えしたことが「梅ヶ枝餅」の始まりなのは知っていましたか?
そうだったんですか。
それで太宰府天満宮参道には何件も梅ヶ枝餅のお店があるのですね。
作り立ての「梅ヶ枝餅」が食べたくなってきましたね。
はい。それぞれのお店の味を食べ比べてみるのもいいですよね。
見た目だけで美味しそう~『あまおういちご最中』
これはなんでしょうか?
「あまおういちご最中」です。
とてもインパクトがありますね。
そうですよね。店頭に並べられている赤い大きないちごが美味しそうですよね。買わずにはいられない存在感ではないですか?いちごはとても甘くてジューシーです。さらに中の餡子は白あん、粒あん、抹茶の3種類から選ぶことが出来て、いちごとの相性もバッチリなんですよ。
私は白あんをひとつ食べてみます。
こちらのお店は太宰府天満宮参道の通りを入ったすぐの所にあるので、参拝の際には必ず食べておきたいスイーツですよね。
うまかばい(とても美味しいです)!
海外でも有名の『一蘭ラーメン』
こちらは一蘭ですね。
はい。福岡で有名なラーメンの一つ「一蘭」です!海外にまでチェーン店があるほど、その美味しさはワールドワイドです!その太宰府参道店は太宰府駅を降りてすぐのところにあります。
すぐ隣にお土産店も併設されているから気に入った味を買って帰られるのは便利ですね。
忙しいときは行列ができて、1時間待ちなんてこともざらだとか。行くときは時間に余裕をもっていってくださいね。
子供でも楽しめる!だざいふ遊園地
「だざいふ遊園地」は1957年に開園した子ども向けの遊園地です。0歳児から乗れるアトラクションもあるので、子どもの遊園地デビューとして訪れるのに最適です!太宰府天満宮境内にあるのでアクセスも◎ですね。
散策できる場所やイベント広場もあるから、ピクニック気分で大人の方でも楽しめますね。
福岡で一番人気の山『宝満山』を登ろう
標高829mの「宝満山」は九州でも多くの登山数を誇る霊峰です。いくつかある登山ルートの中でも正面登山道コースがおすすめです。
正面登山コースから登りましょう!!
竈門神社から出発して鳥居をくぐれば、ダダーン!100の石段が現れます。
えぇ~
この百段ガンギ(※1)を抜けてひたすらに進むこと約2時間で山頂に到着です。そこから見る太宰府の景色は感動そのもの☆初心者でも挑戦できる山だけど、服装は登山用のものがベターですよ。
マナさん、服装の事は早く言ってくださいよ。でも景色は最高ですね♪
※1・・・ガンギとは階段のこと。
太宰府天満宮夜のライトアップ
閉門後の太宰府天満宮はご存じですか。
どういうことでしょうか?
閉門後はライトアップがされ、昼間とは全く違った美しさがあります。もちろん境内に入ることはできませんが、参道の街灯も灯り一気に幻想的になります。
人通りも少ないですね。
辺りは静寂に包まれます。
時間がなくて観光ができなかったとしても、諦めず訪れて見るべき価値がありますよ。
カップルのデートコースにもおすすめですね!
太宰府十二堂えとや 『梅の実ひじき』
これぞご飯のお供「梅の実ひじき」!肉厚のひじきとカリカリの梅が合わさった、ソフトふりかけです。ご飯が何杯でも食べられてしまう、ある意味危険なふりかけです。
マジでヤバイやつってことですか?
そうです、お酒のあてにもなるできすぎ君なんです!こちらは太宰府だけでなく、福岡空港でも購入可能ですよ。
お土産には欠かせない太宰府の大人気商品なんですね。
うまかばい(とても美味しいです)!
観光に役立つ情報
太宰府天満宮境内入り口すぐの所に案内所があります。境内の地図やパンフレットが入手できます。お土産屋も兼ねていて、合格祈願のグッズなどが購入できるのもポイント。さらに、車いすの貸し出しや無料ガイドサービスの受付もしていますよ☆スタッフの方が巫女さん姿なのも雰囲気があって素敵です!
【最寄り空港から大宰府までの交通アクセス】
福岡空港から大宰府駅まで電車で50分ほど(乗り換えあり)