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【島根】歴史、文化、自然… 奥が深~い島根の魅力
島根のおすすめスポットをご紹介!
マナさん、島根ってどんなところなんでしょうか?
「島根」 は出雲大社や世界遺産の石見銀山、松江城や足立美術館などが有名な場所です。
歴史・文化的に興味深い観光スポットですね!
そうですね!ただ、他にも隠岐エリアでは大自然を楽しめる絶景スポットや名物グルメなど様々な魅力も持っています。では、今回はそんな島根のおすすめ観光スポットを中心にご紹介していきましょう!
縁結びの聖地『出雲大社』
日本屈指のパワースポットと名高い「出雲大社」。縁結びの神様である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀り、良縁祈願に多くの参拝客が訪れます。恋愛はもちろん、仕事や安産など様々な良縁を結んでくれるといわれているんですよ。
最強のパワースポットですね!とても神聖な雰囲気です。
近年、「平成の大遷宮」によって御修造(※注1)されました。参拝作法は一般的な神社の「二礼二拍手一礼」と異なり、「二礼四拍手一礼」となっています。
※注1 本殿や正殿の建て替えや修復をすること
出雲大社周辺には、絶景スポットの「日御碕(ひのみさき)」や神話の舞台となった浜辺「稲佐の浜」など名所が点在しています。
古代からの出雲の歴史を感じられる見どころが満載ですね!
世界遺産『石見銀山』
16~20世紀にかけて約400年間銀の採掘が行われてきた「石見銀山」。2007年に鉱山遺跡としてアジアで初めて世界遺産に登録されました。
なぜ世界遺産に選ばれたのですか?
銀生産の技術を示す貴重な遺跡が豊富に残されているんです。最盛期には世界の銀産出量の約3分の1を占めた日本銀のうち、大半が石見銀山で産出されたもの。東アジアをはじめ、ヨーロッパ諸国の経済や文化に影響を与えました。
そうなんですね!世界遺産の登録エリアが広範囲にわたっていますが、見どころはどこですか?
龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)などの坑道跡や製錬所跡、神社などが点在する「銀山地区」、江戸時代の面影を残すノスタルジックな町並みが残る「大森地区」の2つのエリアが見どころです。
鉱山遺跡の歴史や、当時の人々の生活を感じられますね。
大森地区には旧家を利用したカフェやショップなどもあるので、休憩やお土産探しなど、のんびり散策するのもおすすめですよ。
城下町松江のシンボル『松江城』
戦国武将・堀尾吉晴(ほりおよしはる)によって1611年に築城された「松江城」。城下町松江のシンボルです。全国に12城残った現存天守のうちのひとつで、国宝に指定されています。
黒を基調とした落ち着いた佇まいで、とても美しいですね。
最上階の天狗の間からは、松江市街地や宍道湖(しんじこ)など、松江の街並みを一望できますよ。
とても見晴らしがよくて最高ですね!
松江城のお堀をめぐる観光遊覧船も人気ですよ。内堀と一部の外堀の約3.7㎞を約50分でめぐります。1日乗り放題の乗船券なので、途中下船して散歩するのもおすすめです。
小船に揺られて、のんびりと観光するのも良いですね。
江戸時代の風情を感じられます。
絶景の宝庫!『隠岐の島』
島根半島沖約50㎞に位置し、人が住む大きな島4島と無人の小島が180以上もある「隠岐の島エリア」。最大の面積をもつ「島後(どうご)」、「島前(どうぜん)」とよばれる3島(西ノ島・中ノ島・知夫里島)が観光の中心となります。
美しい自然景観や独自の生態系などから世界ジオパークに認定されていて、絶景スポットもたくさんあります!今回は必見の絶景スポットを3か所ご紹介しますね。
まずは、島後の人気観光スポット「ローソク島」です。夕日が重なる瞬間は、まるで巨大なローソクに火が灯ったようですよね。ローソク島は展望台からも見られますが、夕日が重なる瞬間は遊覧船からしか見ることができませんよ。
奇跡の絶景ですね!ぜひ遊覧船に乗って眺めたいです。
次は「国賀(くにが)海岸」にある「赤尾展望所」。大海原と断崖が広がる隠岐を代表する景勝地です。周辺は牛や馬たちが放牧されていて、のどかな風景を楽しめますよ。
青い海に空、緑の草原に牛や馬たち…
ここでしか見ることができない貴重な絶景ですね。
最後は「明屋(あきや)海岸」です。島の女神がお産をしたという神話が残っています。海岸には屏風岩があり、中央にある空洞がハート型に見えるため、最近は「ハート岩」とも呼ばれ、パワースポットとしても人気なんですよ。
ぜひ記念撮影しておきたいですね。ご利益にあずかりたいです♪
『島根県立しまね海洋館アクアス』
中国・四国地方最大級の水族館「しまね海洋館アクアス」。西日本でシロイルカを見られるのはここだけです。口から空気の輪を出す「幸せのバブルリング®」のパフォーマンスは必見ですよ。
かわいい~!愛くるしい姿に癒されます。
そのほかにも島根の神話に登場するサメ(地方名はワニ)を展示する大水槽「神話の海ゾーン・海底トンネル」や4種類のペンギンを展示する「ペンギン館」など、約400種類、1万点の海の仲間たちに出会えます。
たくさんの生き物たちに会えて、子どもも大人も楽しめるスポットですね!
日本一の庭園を誇る『足立美術館』
「足立美術館」は、美しい日本庭園と美術品を楽しめる美術館。日本画や陶芸、童画など数々の名作が展示されています。特に、横山大観の作品は120点を数え、足立美術館を代表するコレクションとなっています。
日本庭園に日本画と、日本の美を存分に体感できますね!
日本庭園は5万坪という壮大なスケールを誇り、季節ごとに美しい姿を見せてくれます。
米国の日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』による日本庭園ランキングで18年連続日本一に選ばれているほか、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で3つ星として掲載されるなど、日本以外でも高い評価を受けているんですよ。
庭園を絵画に見立てて鑑賞できる「生の額絵」や「生の掛軸」などの楽しい仕掛けもあります。
まるで日本画のような見事な日本庭園~!美術品とともに贅沢な時間を過ごせますね。
島根の自然の恵みが詰まった「しじみ」
島根は「しじみ」の漁獲量日本一を誇るしじみの名産地です。松江市と出雲市にまたがる宍道湖(しんじこ)は、淡水と海水が混ざり合う全国でも数少ない汽水湖。ミネラルが豊富で、良好な成育条件が揃っているので、美味しいしじみ(ヤマトシジミ)が獲れるんですよ。
自然の恵みがいっぱい詰まった名物ですね!
はい。特に島根のしじみは大きくて肉厚です。美肌効果のあるオルニチンをはじめ、カルシウム、鉄分、ビタミンB12など栄養も豊富。しじみ汁はもちろん、しじみご飯や佃煮など、しじみグルメもたくさんありますよ。
しじみの旨味がたっぷりで美味しそうです♪
伝統の茶の湯文化『和菓子』と『お茶』
京都・金沢と並び「日本三大菓子処」、「茶処」として知られている島根・松江。不昧公(ふまいこう)として知られる松江藩松平家7代藩主の松平治郷(まつだいらはるさと)が、松江の茶の湯文化を築きました。
城下町のもと、お茶文化とともにお菓子文化も発展したのですね。 松江の三大銘菓である「若草」「山川」「菜種の里」 は有名ですよね!
はい。また、津和野の「源氏巻」も島根を代表する茶菓子の一つです。こしあんをカステラ生地で巻いた上品なお菓子は江戸時代から今なお人々に愛されています。島根県を訪れたら是非お土産に購入してみてください。
まとめ
歴史・文化的にも貴重なスポットばかりでしたよね!今回ご紹介した以外にも、「玉造温泉」や山陰の小京都「津和野」など、様々な特色を持ったスポットがたくさんあります。ぜひチェックしてみてくださいね。
≪最寄り空港から松江市への交通アクセス≫
・出雲空港からJR松江駅までリムジンバスで35分ほど