【岩手】宮沢賢治ゆかりの地『花巻市』で4つの賢治ワールドを体験！

突然ですが、最近読書にはまっています。

今回は読書の秋にちなみ、「銀河鉄道の夜」や「雨ニモマケズ」で知られる偉人・宮沢賢治ゆかりの地、岩手県花巻市の施設をご紹介します。賢治ファンはもちろん、賢治の作品を読んだことが無い方や小さなお子様でも、楽しく体験できる施設があるんですよ～！

「宮沢賢治記念館」は、賢治ゆかりの地である胡四王山（こしおうざん）の中腹にあります。

こちらの施設では、詩や童話を始め、教育、農業、科学と多岐にわたる賢治の活動について知ることができます。

そうなんです！科学、芸術、宇宙、宗教、農業と5つの分野に分けて解説されているので「こんな発想をしてたんだ～！」と、新たな発見ができるかもしれませんよ。

花巻の町並みが一望できる展望ラウンジも必見ですよ！

宮沢賢治記念館を出るとポランの広場が見えてきます。こちらには賢治が遺した設計書をもとに造られた「南斜花壇」や「日時計花壇」があり、美しい花々を見ることができます。

広場を抜けると見えてくる「宮沢賢治イーハトーブ館」は、賢治に関する芸術作品や研究論文を収集した文学館もあります。入口にある賢治のシルエットが目印☆

館内の図書室では、誰でも気軽に作品に触れることができるほか、売店では絵本を始めとする賢治の作品や研究書などを購入することができます。

森へ狩りにやってきた二人の青年が、謎のレストラン「山猫軒」へ迷い込んでいくお話ですよね！確か物語に出てくる山猫軒では恐ろしいことが起こっていたような…

賢治の世界に浸りながら、郷土料理も味わえるなんて贅沢ですね！

宮沢賢治童話村は、賢治が描いた童話の世界で楽しく学ぶ「楽習」施設です。入口にある「銀河ステーション」をくぐると広がるのは、まさにイーハトーブの世界！

5つのゾーンからなる体験施設「賢治の学校」は、物語のプロローグである「ファンタジックホール」から始まります。

足を進めると「宇宙」、「天空」、「大地」、「水」と、感性を刺激されるアーティスティックな空間が続いているんですよ♪

かわいいログハウスが並ぶこちらの場所は、「賢治の教室」です。内部では、賢治童話に登場する「植物」、「動物」、「星」、「鳥」、「石」に関する展示がされています。

また、「妖精の小径」の周辺は夜になると森がライトアップされ、より幻想的な世界が広がりますよ～！