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【岩手】自然と歴史の魅力が詰まった『岩手県』
東京からのアクセスも◎ おすすめ定番観光スポットをご紹介!
東北地方の太平洋沿岸に位置する「岩手県」。日本百名山の岩手山や世界遺産がある平泉など自然豊かで、歴史的なスポットが数多くあります。東北新幹線を利用すると、東京からも約2時間15分で行くことができるんですよ。
思っていたより早く行けるのでびっくりです。
そうですよね。美味しいご当地グルメや伝統的なお祭り、岩手県でしか体験できない魅力も盛りだくさんあります!今回は代表的な観光スポットを中心にご紹介しますね。
やっぱり世界遺産は外せない!『平泉の文化遺産』
岩手県平泉には平安時代末期、浄土思想を具現化した寺院や遺跡群が多く残っていて、そのうちの「中尊寺」「毛越寺」「観自在王院跡」「無量光院跡」「金鶏山」の5つが2011年に世界遺産に登録されています。
そうなんですね!一度は行っておきたいですね。
特に「中尊寺」境内にある「金色堂」は、900年前に藤原清衡が建立した仏堂で、創建当初の姿を伝える貴重な建造物として知られていて、国宝建造物第1号の指定も受けています。
金銀をふんだんに使った装飾がとても豪華ですね!
細かい部分まで工芸が施されていて、すごいです。
金色堂以外にも、3000点の国宝や重要文化財、史跡などがあり、春の桜や秋の紅葉など、季節ごとに異なる姿を見せてくれるのも魅力ですよ。
まるで別世界!神秘的な『龍泉洞』
次にご紹介するのは、こちらの「龍泉洞」です。日本三大鍾乳洞の一つで、国の天然記念物にも指定されています。見どころは神秘的な洞窟空間と、ドラゴンブルーと呼ばれる世界有数の透明度を誇る地底湖です。
目が覚めるような鮮やかなブルーですね!
そうなんです!地底湖は3か所公開されていて、第三地底湖は水深が98mもあるんですよ。洞窟は確認されているだけでも4,088m以上、現在も調査中で未知の部分もまだまだ多く、全長は5,000mに達するとも言われているそうです。
とても神秘的ですね~、ぜひ行ってみたいです!
岩手山の麓にある癒しスポット『小岩井農場まきば園』
ヨーグルトやバターで有名な小岩井乳業。全国的に知られていて、スーパーなどでもよく見かけますよね。実は、小岩井農場は岩手県にあるんですよ。
そうなんですか!?知らなかったです~
約3,000haの広い農場は一部が観光エリアの「まきば園」として開放されていて、人気のレジャースポットとなっています。
どんな体験ができるんですか?
乗馬体験や動物たちとのふれあいコーナー、クラフト体験、バンジートランポリンなど、さまざまな体験やアクティビティができますよ。
ソフトクリームやチーズ、ジンギスカンなど、農場ならではのグルメも盛りだくさんです。
ダイナミックな渓谷美『厳美渓』 名物『空飛ぶだんご』も必見!
栗駒山から流れる磐井川の浸食によって作られた「厳美渓(げんびけい)」。川沿いを歩きながら、約2㎞にわたる渓谷美を楽しめます。
ダイナミックな岩肌に透き通ったエメラルドグリーンの水の色、川岸の自然が見事ですね!
厳美渓では、名物「郭公だんご」の「空飛ぶだんご」も見逃せません!籠にお金を入れて木づちで音を鳴らすと、対岸のお店からロープ伝いにお団子とお茶が籠に乗って飛んでくるんですよ。
ユニークでとても面白いですね!目でも楽しめて最高です。
東北を代表する夏祭り『盛岡さんさ踊り』
「盛岡さんさ踊り」は、毎年8月1日~4日に開催される夏祭りです。東北五大祭りに数えられていて、力強い太鼓の音色と華麗な群舞が魅力なんですよ。
わぁ~、とっても華やかですね!
踊り手、笛、太鼓あわせて36,000人ほどにもなるんです。その昔三ツ石神社の境内で、人々が悪鬼退散を喜んで踊ったのが始まりといわれています。
聞こえてくる「サッコラチョイワヤッセ」という掛け声は、
どのような意味なんですか?
漢字で「幸呼来(サッコラ)」と書き、「幸せを呼ぶ」という意味だそうですよ。一緒に踊って、幸せを呼び込みたいですね!
麺好き必見!岩手の必食三大麺とは?
実は岩手県は麺王国なんです!それぞれ個性が異なるご当地三大麺をご紹介します。
まずは「わんこそば」。岩手県伝統の名物料理で、お椀が空になると、給仕さんによって次々と一口分のそばが投げ込まれていきます。
楽しそうですね!岩手県に行ったら、ぜひチャレンジしてみたいです。
次は「盛岡冷麺」です。弾力が強く、ツルっとした麺とコクのある冷たい牛スープが特徴です。卵やキムチ、梨などのトッピングもいいアクセントとなっています。
さっぱりとした味わいで、特に暑い夏にピッタリですね!
最後は「盛岡じゃじゃ麺」。茹でた温かい平麺の上に、キュウリやネギ、肉みそをよく絡めていただきます。食後は卵、ゆで汁、肉みそを加えたスープ、鶏卵湯(チータンタン)でシメるのがおすすめです。
盛岡のソウルフードですね!シメのスープもおいしそう♪
世界に誇る伝統工芸品『南部鉄器』
ご当地グルメの次は、岩手を代表する伝統工芸品をご紹介します。それがこちらの「南部鉄器」。盛岡市や奥州市を産地とする鉄鋳物で、茶釜や急須、鉄瓶や鍋などの生活雑器がつくられています。
さまざまな種類や用途があるんですね。
素朴な雰囲気で素敵です。
南部鉄器の鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかになり、お茶が美味しくなると言われているんですよ。現在ではスタイリッシュでカラフルな色使いのものも販売されていて、海外でも人気を集めています。
南部鉄器は普段の生活にも取り入れやすくて、いいですね!
さらに、盛岡市には、今回ご紹介した南部鉄器をはじめとする様々な伝統工芸品の工房が集まった「盛岡手づくり村」もあります。職人さんの手作業を間近で見られるほか、陶芸体験や南部煎餅の手焼き体験などもできるんですよ。
楽しそう~!旅のいい記念になりますね。
まとめ
自然と歴史の魅力が溢れた岩手県は、ここでしかできない体験が満載です!北海道の次に広い面積を誇り、まだまだご紹介できていないスポットがたくさんあります。ぜひさまざまな観光スポットを訪れてみてください。
≪最寄り空港から盛岡への交通アクセス≫
・いわて花巻空港から盛岡駅までバスで45分ほど