【福島】歴史ある城下町・会津若松のご当地グルメ4選

福島県西部に位置する「会津若松」。江戸時代には、会津藩の城下町として栄えた歴史ある町。現在でも「鶴ヶ城」や「会津武家屋敷」などの会津藩ゆかりの名所や、明治・大正期のレトロな建物が並ぶ「七日町通り」など歴史的な観光スポットが数多く残っています。

そのほかにも湯歴1300年の「東山温泉」や、少し足をのばせば「猪苗代湖」「磐梯山」などの大自然も！

もちろん旅の楽しみのひとつ、おいしいご当地グルメも揃っていますよ。伝統の郷土料理からラーメンなどのローカルフードまで、食欲がそそられる絶品グルメが充実しています！今回は会津若松のご当地グルメを厳選して４つご紹介しましょう。

全国有数の「そば」の産地でもある福島県。特に会津若松には、おいしいそば店が多く点在しています。今回ご紹介するのは、1971年創業の名店「桐屋・権現亭（ごんげんてい）」。会津産の玄そばを自家製粉した、香り高いコシのある手打ちそばをいただけます。

おすすめメニューは、「夢見そば（水そば）」。こだわりの十割そばを、つゆや薬味を使わずに飯豊山の伏流水だけでいただきます。

そうですよね！そばの味わいをストレートに味わえる、水がおいしい会津ならではの逸品です。そのほかにも、こづゆや生産量日本一の特産品・朝鮮人参の天ぷらなどの会津料理も楽しめますよ。

店内は、古民家の古材を利用し、会津塗の拭き漆が施された落ち着いた雰囲気。半円のテーブルも会津の酒蔵で使われていた酒樽のふたを加工したものだそうです。

次は会津の伝統的な郷土料理、「輪箱飯（わっぱめし）」をご紹介します。

輪箱とは薄い木の板を丸く曲げて作られた箱のことです。そこにごはんを入れ、旬の食材を乗せて蒸し上げた料理が輪箱飯なんです。

はい。「元祖輪箱飯　割烹・会津料理 田季野(たきの)」では、輪箱飯をはじめとする会津の郷土料理を楽しめます。おすすめメニューは、紅鮭といくらが乗った「鮭親子輪箱」です。ふっくらとした会津米、輪箱の桧の香りも合わさり絶品ですよ！

また、こちらの店舗は建物も魅力のひとつです。江戸時代の糸沢陣屋を移築復元しており、趣ある重厚な雰囲気が漂います。おいしい料理と一緒に城下町・会津若松の歴史も感じられますよ。

会津のご当地グルメのひとつ、「ソースカツ丼」。アツアツのご飯の上に、千切りキャベツとソースが染み込んだトンカツを豪快に乗せた料理です。

ソースカツ丼を食すなら外せないのが、こちら！1948年創業の老舗店「元祖煮込みソースカツ丼の店　なかじま」です。

通常のソースカツ丼もありますが、イチ押しは店名にもある「元祖煮込みソースカツ丼」です。全国でもこちらでしか味わえないオリジナルメニューなんですよ。

はい。一般的なカツ丼は割下を使用しますが、こちらでは煮込み用の特製ソースで玉ねぎとトンカツを煮込んでいるんです。最後に、溶き卵でとじたら完成。甘めのまろやか～なソースとトンカツの旨みが口いっぱいに広がり、やみつきになるおいしさですよ。

もちろん食材にもこだわっていて、豚肉は福島県産のブランド肉「健育美味豚（けんいくびみとん）」、ご飯は会津産コシヒカリを使用。野菜も市場で当日仕入れたものを使っています。

こちらは福島のご当地ラーメン、「喜多方ラーメン」です！札幌ラーメン、博多ラーメンと並んで日本3大ラーメンの一つに数えられています。

はい。喜多方ラーメンの一番の特徴は、平打ちで太めの縮れ麺。平打ち熟成多加水麺と呼ばれ、飯豊山系の地下水を使用し、水分をたくさん含ませながら熟成させて作ります。

おすすめ店は、「来夢（らいむ） 会津若松駅前店」！会津若松駅から徒歩5分と駅チカなので、旅の前後に食事したい時にもぴったりですよね。人気No.1メニューは、「喜多方チャーシュー麺　半熟煮玉子乗せ」です。とろとろの熟成チャーシューが口の中でとろけます。２日間熟成させたつるつるもちもち食感の麺も、醤油ベースのスープとの相性抜群！