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【兵庫】見所いっぱいの豊岡市
海!山!歴史!そして温泉!
マナさん、ルルさん。こんにちは、玄武岩の玄です。
玄さん、こんにちは。
今回は、主に豊岡市観光と山陰海岸ジオパークのPR活動をされている「玄武岩の玄さん」に豊岡を紹介してもらいます。
兵庫県豊岡市には、関西有数の温泉地・城崎温泉があるんじゃ♪
1300年の歴史があり、文豪のまちとしても有名なんですよね~!
そうなんじゃ。城崎温泉では、浴衣姿「7つの外湯」を巡ったり、文豪ゆかりの地に建てられた文学碑を訪ねたり、ぶらり町歩きをしながら、ゆったりとした旅を楽しめるんじゃぞ!
そして、海を楽しむなら竹野エリア、山や渓谷を楽しむなら日高エリア、歴史を感じるなら城下町出石エリアと、様々な楽しみ方ができるぞ。
豊岡市は観光するところがいっぱい。旅の計画を立てているだけで、ワクワクしてきちゃいます!
城崎温泉でホッと湯巡り
城崎温泉では、旅館内にある温泉を「内湯」、外にある7つの共同浴場を「外湯」と呼ぶんじゃよ。
この7つの外湯をめぐるのが、城崎温泉の醍醐味なんじゃ!城崎温泉発祥の地である「まんだら湯」、駅近で便利な「さとの湯」、美人の湯といわれる「御所の湯」など、それぞれが全く違う個性を持っているんじゃよ。
また、それぞれの外湯では、その日一番に入湯した人に、木製の「一番札」が渡されるんじゃ。
一番札には、外湯の名前、日にち、そして「男湯一番札」「女湯一番札」の文言が書かれていて、手にできるのは男女一名なんじゃよ!
とってもレアなアイテムですので、手にできたら、みんなに自慢できちゃいますね~♪
旅の記念としても欲しいところですね!!
古き良き城下町、但馬を歩こう
但馬の小京都と言われる出石(いずし)は、古事記、日本書紀にも名前が残る歴史の深い城下町なんじゃよ。
兵庫県指定重要有形文化財に指定されている近畿最古の芝居小屋・永楽館、古い酒造や城の石垣など、日本の古き良きを感じる建物が多く残されているんじゃ!
シンボルでもある辰鼓楼(しんころう)は、日本最古といわれる洋式時計台なんじゃよ。
この本体は昔、辰の刻(7時から9時)の城主の登城を、太鼓の音で知らせていたそうですね。
現在の時計は三代目なんですって。
今も昔も、同じ場所で時を刻み続けているんですね。
噴火口を見に行こう!『神鍋高原』
山や緑を楽しむなら、山陰海岸ジオパークに指定されている、神鍋高原へ行きねえな!
初心者にも優しいトレッキングコースや、大空を羽ばたけるパラグライダー、滝でマイナスイオンを浴びることのできる神鍋渓谷公園など、自然の魅力がいっぱいじゃ。
玄さん、神鍋高原でのおすすめは何ですか?
特に、神鍋山の噴火口を見に行くトレッキングツアーは、山歩き初心者にもおすすめじゃ!
約一時間半のコースで、噴火口とその周辺を、地元のガイドが案内してくれるんじゃ。
ガイドさんが案内してくれるのは心強いですね。
神鍋山は、約二万年前の火山活動で誕生した、近畿で最も新しい火山。噴火口がこんなにもはっきりと残っているのは、珍しいことなんじゃぞ!
日本画のような写真が撮れる場所『出石城跡』
マナさん、突然なんだが旅行先に選ぶ理由はなんじゃ?
グルメ、ショッピング、温泉など・・・ですかね。
私は全国各地の花を見たいわ。特に春の桜。
そこで、おすすめしたいのが、出石城跡じゃ!
出石城跡は、桜の名所。お城を背に咲き誇る桜は、まるで日本画のようじゃ!
この桜、写真に収めない手はないですね!
下駄が映えてるスポットって?
ルルさん。城崎温泉を象徴するアイテムってわかるかい?
下駄ですね。浴衣姿で町歩きが定番の城崎温泉では、カランコロンという下駄の音が鳴り響いていますね。
正解!そんな城崎温泉の象徴である下駄が、撮影スポットになっているところがあるんじゃよ!
JR城崎温泉駅を出てすぐ右手。駅の目の前にある下駄奉納板がそのスポットなんじゃよ!
これは、旅人の安全と健康、そして下駄への感謝の気持ちを込めて、城崎温泉の旅館が下駄を奉納する、古くからのならわしなんじゃ。
自分の宿泊している旅館の下駄と一緒に写真撮影するのも思い出のひとつですね。
変わったかたちの蕎麦?『出石そば』
マナさん。蕎麦といったら、どのようなものを想像するかのう?
せいろやざるに盛られた蕎麦。どんぶりに入った温かい蕎麦じゃないですか。
それが、出石で蕎麦を頼むと、少し変わったかたちで出てくるんですよね。
…変わったかたち?
変わったかたちとは、蕎麦が手塩皿(てしょうざら)という小皿に、小分けに盛られているんじゃ!
手塩皿?ですか・・・
一皿の量は2~3口ほどで、一人前は5皿。卵、とろろ、ねぎ、わさびなどの薬味と、ダシにつけて食べるんじゃよ。
出石には50軒もの「出石そば」のお店があるので、色々なお店の蕎麦を巡ってみるのも楽しそうですね!
浦島太郎は、実はハッピーエンド?!
日本を代表する昔話「浦島太郎」の話をしよう。浦島太郎の物語には、象徴的な「もの」がいくつか登場するじゃよ。
そのうちの一つが、海中にあるお城・竜宮城。
このお城には乙姫様が住まわれていて、浦島太郎はここで、乙姫様と楽しい時間を過ごすんですよね。
日和山海岸の沖に浮かぶ小さな無人島・後ヶ島(のちがしま)には、その竜宮城のような東屋が建てられているんじゃ。
この場所を訪れるなら、絶対に日の出の時間がおすすめじゃ!
茜色に染まる幻想的な姿は、まるで乙姫様が住まわれているのではないか…?と、うっとりしてしまう光景ですね。
それにしても、なぜこの場所に東屋が建てられたのでしょうか?
それは、「浦島太郎が乙姫様から貰った玉手箱を開けた場所」という伝説が残る島だからなんじゃよ。
物語では、玉手箱を開けた浦島太郎は老人になってしまうのだが、この地に残る言い伝えによると、浦島太郎は永遠の命を与えられ、乙姫様と再会したんだとか。
なんともロマンティックな物語ですよね!
コウノトリが羽ばたく町
コウノトリが空を羽ばたく豊岡は、人と自然との共生を強く願う町なんじゃ。
一度は絶滅してしまった野生のコウノトリを、再び日本の空へ!と、野生復帰へ向けての保護・繁殖活動が行われ、日本全国の空にコウノトリが戻った現在でも、その取り組みは継続されているんじゃよ。
なぜ豊岡なんでしょうか?
実はここ、日本最後の野生のコウノトリが生息していた場所。
そして、日本で唯一、コウノトリに所縁のある神社・久々比神社や、コウノトリを間近で見ることのできる兵庫県立コウノトリの郷公園などがある、コウノトリと非常に縁の深い町なんじゃよ。
『ふわっとろっしゃ』って何?
ここ数年、SNSでも話題の「断面萌え」。豊岡わこう堂には、そんな、断面萌え間違いなし!の大福があるんじゃよ。
大福で断面萌え?どういうことですか?
一度見たらわかるはず。こちらが「ふわっとろっしゃ大福」じゃ!
こ、これが断面萌えですね!断面がキレイで美味しそうです♪
名前の「ふわっとろっしゃ」は、食感を表す日本語「ふわっと」と、驚きを表す但馬地方の方言「わっとろっしゃ」が合わさったものなんじゃよ。
ふわふわの大福生地に、フレッシュなフルーツが三種も入ったふわっとろっしゃ大福…まさに驚きの大福ですね!
お茶を片手にお土産選び『げんぶ堂』
お土産のおすすめはたくさんあるが、おかきを紹介しよう。
素材にこだわったおかきが愛される「げんぶ堂」じゃ。豊岡本店は工場直営で昔ながらの素朴なおかきや、チョコレートが染み込んだあられなど、定番から変わり種まで種類はたくさんあるんじゃよ!
また、お茶を片手に、おかきの試食をしながら、お土産選びをすることができるんじゃ♪
お茶を飲んでゆっくりしながらお土産選びが出来るなんて感激です!
意外な場所で鞄が買える?
日本有数の鞄の生産地として知られる豊岡市。なんとここには、あっと驚く方法で鞄が売られている場所があるんじゃよ!
あっと驚く方法って?教えてください!
その方法とは…自動販売機なんじゃ!
日本には飲食物以外の自販機も多く存在していますが、まさか鞄まで自販機で売っているなんて、ちょっと驚きですよね!
自販機が設置されているのは、JR豊岡駅のホームと、カバンストリートの二か所。サイズは25cm角のワンサイズ、シンプルな形のトートバッグです。値段は一律1,500円。
デザインはいくつか種類があり、一番人気は豊岡のシンボルでもある、コウノトリがデザインされたものじゃよ。
豊岡を訪れた際には、ぜひこの自販機を探してみてくださいね!
グランピングでアウトドア体験!『温楽ノ森』
アウトドア体験なら、BBQや川遊びができるグランピング施設・温楽ノ森(おんがくのもり)がおすすめじゃよ!
グランピングとは、ホテルのような設備・サービスを利用しながら、自然の中でキャンプをすることですよね~。
大きな荷物を持っていく必要も、テントを設営する必要もないので、初心者キャンパーにもおすすめですね。
アウトドアを楽しんだ後は、温泉に入りたくないですか?
入りたいです♪
温楽ノ森には、天然温泉・乙女の湯が併設されているんじゃ!
宿泊の方は入浴料無料(入湯税別途要)。滞在中、何度でも利用することができるぞ♪
竹野浜で夏を遊びつくそう!
竹野浜海水浴場は、「快水浴場100選」「日本の渚100選」に選定されるほどの美しい海で白い砂浜は、約1kmも続くんじゃ!
太陽を浴びながら、サラサラの砂の上を裸足で歩く…!想像しただけで気分が良いですね!
水の透明度が高く、足元もよく見えるので、急に深いところに来てしまった!なんて心配ないんじゃ。
さらに、海水浴だけでなく、ジオカヌーやジオダイビングなどのアクティビティーも豊富じゃ。
竹野浜で夏の思い出を作りましょうね!
無料で利用できる?!5つの足湯
「7つの外湯」が有名な城崎温泉ですが、7つも入ったらのぼせてしまうよ~という方もご心配なく!
城崎温泉には、無料で利用することのできる5つの足湯・手湯があるんじゃよ。
無料で温泉に浸かることができるなんて、とってもお得ですよね!靴と靴下を脱ぐだけで、すぐにお湯に浸かることができる気軽さも最高ですよね!
風情感じる大谿川沿いの町並み
城崎温泉は、夜になるとより一層、趣深くなりますね。
日が沈んだら、旅館で御馳走を食べて、温泉に浸かって、おやすみなさ~い!…ではなく、もう一度町へ繰り出してはどうじゃ。
大谿川(おおたにがわ)沿いの枝垂れ柳と、川に架かる橋は情緒たっぷりなんじゃよ。
一の湯から奥の道へと続く木屋町通りには桜並木があり、春になると、提灯に照らされた桜を見ることのできる、夜桜スポットとしても知られているんじゃ。
昼間とは違う表情の町で、日本の風情を感じてくださいね!
忘れちゃいけないカニグルメ
豊岡の冬の特産品といえば、やはりカニですよね。
城崎の温泉旅館でも、カニづくしのコース料理を提供しているお宿が数多く存在するぞ。
なかでも有名な豊岡のブランドカニ「津居山かに」は、初セリで1杯5~6万円程の値段がつく高級品!ぎっしり詰まった甘いカニの身と濃厚なかにみそが絶品なんじゃよ。
刺身、カニしゃぶ、やきガニ…想像するだけでたまりません。
城崎で冬の味覚を堪能してくださいね。
玄さん、ありがとうございました。
マナさん、ルルさん。今日はありがとう。また会いましょう!
豊岡は、伝統・伝説・グルメ。そして日本を代表する城崎温泉。何でもそろっている町ですね。旅行に来た際は、たっぷりと堪能してくださいね。
観光に役立つ情報
豊岡市公式ウェブサイトでは、繁体字を含む6つの言語に対応。地図が掲載された観光パンフレットも各言語で用意されています。事前の情報収集はもちろん、プリントアウトして、旅行中に持ち歩くと便利かも!
≪最寄り空港から但馬への交通アクセス≫
・コウノトリ但馬空港から豊岡駅までバスで15分ほど