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【山形】蔵王の恵みを満喫しよう!必見スポット&グルメを紹介
自然や温泉にグルメ…体験ポイントがいっぱいの場所!
ルルさん、山形県を代表する観光スポット山形市の蔵王はご存じですか。山形市の南東部に位置していて、山形県と宮城県にまたがる蔵王連峰の山中や裾野に温泉やレジャー施設、そしてご当地グルメを楽しむスポットが点在しているんですよ。
エメラルドグリーンの水をたたえた「御釜(おかま)」が有名ですよね。
そうです。「御釜」は火口にできた湖で、太陽の光の当たり具合で色が変わって見えることから「五色湖(ごしきこ」とも呼ばれています。ほかにも、山形蔵王には必見スポットが満載なので今回は山形蔵王の魅力を沢山ご紹介しますね。
三峰に囲まれた神秘の天空湖「御釜」
まず外せない観光スポット「御釜」は、蔵王連峰の中でも最も高い「熊野岳(くまのだけ)」と、「蔵王刈田岳(ざおうかつただけ)」「五色岳(ごしきだけ)」の3つに囲まれた火口湖です。
火山だけあって、周辺は荒涼(こうりょう)としている中、「御釜」はエメラルドグリーンでとってもきれいですね。
迫力がありますよね。日本のお米を炊く道具「釜」の形に似ていることから、「御釜」と呼ばれるようになったようですよ。また、強酸性なので生物は生息しておらず、一定の深さを超えると水温が高くなる世界でも珍しい特殊双温水層なんですって。
貴重な湖なんですね!
ちなみに「御釜」を見るなら秋がおすすめです。木々の紅葉とあわさって、鮮やかな絶景を楽しめます。11月から4月までは「御釜」に通じるルートが雪のために閉鎖されるため、冬季の見学ができませんので注意してくださいね。
壮大な空中散歩をしよう「蔵王ロープウェイ」
蔵王連峰のダイナミックな風景を楽しむなら「蔵王ロープウェイ」がおすすめです。こちらは「御釜」へのアクセス方法の一つでもあります。
蔵王の美しい自然が見渡せますね~。
スタート地点は蔵王山麓駅。途中の樹氷高原駅までが約7分、そこから山頂の地蔵山頂駅までが約10分と、20分近い空中散歩を楽しめますよ。
山頂ではどんな体験ができるんですか?
まずは、山頂にある「蔵王地蔵尊」に参拝。レストランで食事もいいですね。時間や体力に余裕があれば、トレッキングで「熊野岳」の山頂に向かい、「御釜」を見学しましょう。
レストランで食事もいいですね~♪ゆっくりと風景を楽しむ場所とかもあるんですか?
はい、風景を満喫するなら、樹氷高原駅を降りるとある「百万人テラス」がおすすめです。おしゃれなペアシートから山の絶景を楽しめますよ。
SNS映えしそうな素敵なスポットですね♪
スノーモンスター「樹氷」が幻想的
冬に「御釜」の見学はできないのですが、冬にしか見られないのが「樹氷」です。
「樹氷」ってなんでしょうか?
空気中にある、氷点下でも凍らない過冷却水滴が木にくっつき、凍ります。その間に、降る雪もくっつき一緒に固まります。それを繰り返して固く大きな雪氷の塊になったものが「樹氷」です。
日本には蔵王を含め数カ所、「樹氷」を見られる地点がありますが、実は世界では日本とドイツの一部でしか見られないと言われていますよ。
へぇ~とても珍しい景色なんですね!
夜はライトアップもされますよ。
わあー!幻想的な世界ですねー♪
樹氷は蔵王ロープウェイからも見られますし、雪上車でのナイトクルージングなどの体験プランも豊富ですよ。
夏も冬も遊べる「山形蔵王温泉スキー場」
冬の楽しみ方なら、ウィンタースポーツは欠かせませんよね。「山形蔵王温泉スキー場」でスキーやスノーボードに挑戦しませんか?
ぜひやってみたいです!
先程紹介した「蔵王ロープウェイ」のほか、「蔵王中央ロープウェイ」や「蔵王スカイケーブル」、さらに10を超えるリフトが裾野に張り巡らされ、さまざまなコースを滑走できます。滑りながら「樹氷」も見られるんですよ!
わたし、ウィンタースポーツは初めてなのですが、教えてもらうことはできますか?
もちろんです。蔵王スキースクールや蔵王スノーボードスクールなどがあって丁寧に教えてくれるので、初心者でも安心してトライできますよ。
また「山形蔵王温泉スキー場」は、夏のアクティビティも期間限定で開催しています。山の中腹から専用の乗り物で一気に滑り降りる「スーパースライダー」は高原の爽やかな風を感じる事ができますよ。
夏はトレッキングや避暑など、家族や友達と楽しく遊べそうですね♪
名湯に癒される「蔵王温泉」
「蔵王ロープウェイ」や「山形蔵王温泉スキー場」のすぐ近く、山のふもとにあるのが「蔵王温泉」です。温泉につかることはもちろん、旅館に滞在して山形蔵王観光の拠点にするのにもぴったりですよ。
硫黄の香りを嗅ぐと温泉に来た~って感じがしますよね。
そうですね。「蔵王温泉」は、1900年以上の歴史を持つ、伝統ある温泉で日本でも有数の強酸性の硫黄泉です。美肌効果があるといわれていますよ。
美肌効果ですか~!?それは絶対入らなければ!
そういえば、温泉街では何をしたらよいのでしょうか?
はい。3つの共同浴場で湯巡りを楽しんだり、「酢川温泉神社」を参拝したりと、温泉街を満喫しましょう。温泉街を流れる「酢川(すかわ)」は、温泉と山水が混ざり合った珍しい川なんですよ。
ほんとだ!川から湯気が上がっていて不思議~!マナさん温泉はどこがおすすめなんですか?
山の風景を間近に見ながら入浴する「蔵王温泉大露天風呂」が人気ですね。
緑の中の大きいお風呂~!しかも、隣に川が流れていてとても開放的ですね♪
例年11月下旬には営業を終了して冬季休業に入るので、訪問する時期は注意してくださいね。
日本酒の魅力に出会う「山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ」
清い水があり、米どころでもある山形には、美味しい日本酒がいっぱいあります。「山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ」では、山形県内に49もある酒蔵の銘酒が並びます。
そんなにたくさん酒蔵があるんですね。米と麹を使って作る日本特有の日本酒は、私も大好きです!
香りや鼻に抜ける味わいがたまりませんよね。50近い銘柄の試飲ができますので、飲み比べてみるのもいいですね。
試飲だけで酔っぱらっちゃいそうですね♪
湯けむり屋台つまみでは、山形名物の「いも煮」をはじめ、美味しそうなメニューがいっぱいです。お酒にあわせる料理のことを日本では「つまみ」や「あて」、「肴(さかな)」などといいますよ。
日本酒にあう料理がいっぱいですね!これはテンションが上りますね。早速いただきま~す♪
蔵王温泉が発祥の地「ジンギスカン」
羊の肉を野菜などと焼いていただくジンギスカン鍋。実は、国内での発祥は蔵王温泉といわれているんですよ。
え!!日本でジンギスカンといえば北海道が有名ですよね。中央が盛り上がった丸いプレートで焼くんですよね。
そう。そのジンギスカン鍋は、山形の伝統技術の一つ「山形鋳物(いもの)」で作られたとされています。モンゴル料理を参考にしたそうですよ。また、蔵王温泉では昔、羊毛を生産するためにたくさんの羊が飼育されていたという歴史も背景にあります。
ラム肉を鉄鍋に置いた時のジューッという音がたまりませんよね♪
そうですね。蔵王ジンギスカンは厚みがありやわらかくジューシーなのが特徴ですよ。
ぷるぷる食感の甘じょっぱい山形名物「玉こんにゃく」
山形グルメなら「玉こんにゃく」も外せませんよ。
お団子みたいな見た目ですね!?
はい。「玉こんにゃく」とは、その名の通り、ピンポン玉くらいの大きさの丸いこんにゃくです。醤油をメインにしたタレでじっくりと煮込みます。3~4個を串に刺して食べるのが一般的ですよ。
こんにゃくのぷるんぷるんの食感がたまりませんね。火にかけた鍋から取ってくれるから、熱々です。
ご飯のおかずでも、おやつでもない、独特の食べ物ですよね。からしをつけて食べるとさらに美味しいですよ。
ホフホフ♪ホフホフ♪これはクセになりますね~♪
電子レンジで簡単に調理できる持ち帰り用の「玉こんにゃく」もあるので、ぜひお土産にもどうぞ。
まとめ
絶景スポットからレジャー、温泉、そして美味しいお酒とグルメなど魅力が満載の山形蔵王。同じ山形市には「立石寺(山寺)」などまだまだ見どころが豊富にあります。山形、そして蔵王をぜひ訪れてみてくださいね。